モンキー・マインドとモンク・マインド
私たちは、心の使い次第で、気高くもなれば、卑しくもなります。
心は、その人自体の根源といってもおかしくありません。
私たちは、とにかく物事を考えすぎたり、先延ばしにしたり、不安に悩まされたりします。
この心は、モンキー・マインドです。
モンキー・マインドは、こっちを考えたり、あっちを考えたり、この問題を、あの問題を、とせわしなく心が飛び回り、何一つ解決しない心の状態です。
このモンキー・マインドを、モンク・マインドに変換しなければなりません。
つまり、お猿さんから、お坊さんのマインドに変えるということです。
もくじ
モンキー・マインド
モンキー・マインドの人はこんな感じです。
- ものごとの枝葉末節にとらわれてる
- 人生という車の助手席に乗っていて、自分で運転していない
- 愚痴をこぼす、比較する、批判する、考えすぎる、先延ばしにする
- こまごましたことに気をとられている
- 目先の満足を重視する
- 注文が多く、特権意識がある
- きまぐれ
- ネガティブな感情や恐怖を増幅させる
- 自己中心的で思い込みが強い
- マルチタスキング(1度に複数のタスクをこなそうとする)
- 怒り、悩み、恐怖に支配されている
- 楽しければ何でもする
- 快楽を求める
- 一時的にしのげればよしとする
どれぐらい当てはまりますか?
私は、ほぼ全部です😓
モンク・マインド

- ものごとの根っこの部分を見据えている
- 意図と自覚をもって生きている
- 優しくて、思いやりがあり、協力的
- 分析する、明確に説明できる
- 整然としている
- 先々の利益を考える
- 熱心、決心が固い、根気がある
- 使命感、ビジョン、目標をもって取り組む
- ネガティブな感情や恐怖を分析する
- 他者の役に立つために自分を大事にする
- シングルタスキング(一度に一つのタスクに専念する)
- エネルギーをコントロールし、賢く使う
- 自制心を働かせようとする
- 意味を求める
- 根本的な解決策を探す
先ほどのモンキー・マインドとは対照的です。
実際、世の中で成功している人は、このモンク・マインドを全て持っています。
モンク・マインドに至るための三つのステップ
- 手放す
- 成長する
- 与える
手放す
第一ステップは、「手放す」ことです。
これは、自分の内側にある障害物や恐怖などをそぎ落としていく段階です。
身の回りも整理するのが大事ですね。
いらない服は捨てましょう!
外も内も大掃除することです。
成長するためには、まず手足を伸ばすスペースを作る必要があります。
成長する
次は、人生で様々な決定を下すときに、意図、目的、自信をもって行えるように、生活を見直していきましょう。
与える
自分自身という枠を越えて、世界に目を向け、
感謝の気持ちを広げ、分かち合い、人間関係を深める段階。
私たちは、ギフトと愛を、他者と共有したとき、奉仕することのほんとうの喜びと驚くべきメリットに気付きます。
まとめ
このマインドは、次の本に書かれています。
モンク・マインドと言いますが、実際、成功者は、これらのステップをこなしています。
第一の「手放す」は、欲望を捨てるということです。
ホリエモンさんなどは、自分の家を持たないことで有名ですが、「もたない」ことで、体も心もスペースが出来ます。
つまり、動きやすくなると言うことですね。
第二の「成長」は、意図・目的・自信、つまり、それを達成させる意志、達成する目的を決める、そしてそれを乗り越える勇気です。
これには、行動が重要なことに間違いがありません。
思ったら、勇気をもって、行動しましょう!
今、私は、これを目標にしています。
めちゃ、ワクワクしますよ。
失敗しても(笑)
第三は、「与える」、いいかえれば、喜びの共有と言えるでしょう。
また、ホリエモンさんの話になりますが、成功する人は、喜びを共有しています。
決して、独り占めしません。
私の周りで成功しているひとも、100%、これを実践しています。