Tendai Taishi Written by Seimin Kimura

英検2級 何問正解で合格?【2021年度版】

英検

英検2級の合否は、2016年まで、一問の点数がはっきりしていて、自分の弱点などが明らかでした。しかし、それ以降は、CSEスコアによって換算されるようになり、合計点は出るものの、一つ一つの問題の点数配分が分からなくなりました。これにより、どのパートにどれだけ力を入れて良いかがわからず、自分の弱みを克服し、強みを強化するといったような対策が難しくなってきました。なので、各パート何点取ればいいのか分からない、どの問題に集中したら良いのかわからないという人がほとんどです。Yahoo!知恵袋などでも、その手の質問が多いようです。

しかし、心配はいりません。全体的な傾向としては、合格基準は下がってきています。したがって、以前より合格するのが楽になっています。さらに、ライティングパート(書く)が、全体の点数(1950点)の3分の1(650点)を占めるようになったので、裏を返すと、ライティング(書く)を採れば、リーディング(読む)、リスニング(聞く)を取りこぼしても、それで十分補えます。私も、準1級合格の時、ライティングが満点取れたことで、かなり高得点で合格できました。ライティングは、勉強する前、難しいパートに感じますが、いったん自分なりのテンプレート(解答例)を作ってしまえば、あとは文に出てくる単語を組み替えるだけです。では、ライティングパートから勉強すればいいの?そうではありません。私のブログでも何度も言っていますが、単語は、英検受験に極めて重要です。全てのパートに関係してきます。まずは、単語の暗記に集中して下さい。

リーディングの問題数は減っている

全体的な問題数ですが、一次試験を見ると、以前(2016年より前)は、リーディング40問、リスニング30問、ライティング5問(実際は1問)です。現在は、リーディング38問、リスニング30問、ライティング1問です。したがって、問題数だけで見ると、リーディングは、以前よりも2問減っています。しかし、ここで注意して欲しいのは、単語問題数(20問)は変わらないということです。これは、単語学習の重要性を示しています。

続いて、合格点ですが、以前は、75満点中、45点前後が合格点でした。およそ60%の正解率です。現在は、1950点満点中、1520点が合格点です。およそ78%正解しなければならないことになります。となると、以前より今の方が、多く正解しなければならないのか?という疑問がわきますが、そうではありません。パーセンテージ的には、大きくなっていますが、合格基準は下がっています。表記の数字が大きくなったことと、採点基準が変わったため、パーセンテージの割合が上がっているだけです。つまり、ライティングのパートの比重が大きくなったため、このような大きな数字になるのです。

ライティング(筆記)に重点を置く

では、リーディング(読む)・リスニングパート(聞く)は、重要ではないの?そうです。まずは、単語とライティングを勉強して下さい。とにかく、ライティングの重要度は、以前より格段に高いです。問題数が多いリーディング・リスニングパートと同等の価値が、ライティング1問にあります。
何度も言いますが、だからといって、ライティングの勉強からはじめればいいのかというと、そうではありません単語を覚えていない限りは、どのパートをやっても点数は取れません。

リスニングの問題数は同じ

リスニグの問題数は、採点方式が変わっても、同じ15問、15問の計30問です。
ですから、点数配分は明らかにされていませんが、30問中20問正解すれば、間違いなく、リスニングパートの合格基準は越えています。何度もいいますが、まずは、単語の暗記に集中して下さい。さらに、声に出して暗記する(音読)とより効果的です。声に出す意味は、2つあります。1つは、リスニング(聞く)パートが、驚くほど聞きやすくなります。もう1つは、二次試験の対策になります。二次試験では、問題カードに書かれた文章を読み上げる試験があります。単語は、あなたを裏切りません

ライティングは、ノートを作る

ライティングは、自分なりのテンプレート(解答例のモデル)を作ることが重要です。

例えば、

I think…

First, …

Second, …

It is better for people…

とか、文の始まりのフレーズをノートに書き出し、それを例文問題で何度も使っていると、確実に体に馴染んできます。下の問題集を一度、ざっと読み、印象に残ったフレーズをノートに書き出してみて下さい。ライティングの枠組みが見えてきます。

二次試験は何問で合格?

二次試験は、音読、パッセージ(文章)についての質問、イラストについての質問、受験者自身の意見(あるテーマ、少子化とか)、受験者自身の意見(日常生活について)の5問で形成されています。これに関しても、どの問題の点数配分が高いかは、公表されていません。しかし、合格率は約80%ですから、5問中、2, 3問しっかり答えられれば良いです。その理由として、ほとんどの人が緊張して受験するため、本来の力を出せていません。しかし、ダメと思ったら受かってた〜、と言う声が多いのも事実です。試験官の採点も、かなり寛容なのでしょう。5問のうち確実に取れるのは、第1問目の「パッセージの読み上げ」です。これは、問題カードにある文章をそのまま読むだけです。つまり、普段から英語を声に出す練習(音読)をしていれば、確実に取れます。単語を覚える時、声を出して覚えたことが、ここで役に立ちます。第4, 5問の「受験者自身の意見」の問題についても、ライティングパート学習時に、文の構成が作れるようになっていれば役立ちます。もうおわかりですね。ライティングパートで作った自作ノートを声に出して読む訓練をしてください。また、二次試験は、合計4回チャンスがあります。期間にすれば1年、一度落ちても、一次試験免除の上、あと3回受けれます。準備期間としては十分ですね。

まとめ

基本的な勉強方法として、はじめからすべてのパートを完全にこなすということは考える必要はありません。まずは単語に集中して下さい。これがすべてに影響してきます。続いてライティングです。これは、他のパートの点数を補うのに最高の武器です。二次試験の対策にもなります。

では、がんばってください!!!