Tendai Taishi Written by Seimin Kimura

「単語」だけで英語は通じない(もう少しかんばりましょう)

English Speaking

単語だけで、英語が通じると思いますか。

確かに、シチュエーションがしっかりしていれば通じます。

でも、確率的に高いとは言えません。

今回は、単語だけで伝えるのは難しいけど、シンプルに学ぶ方法をお伝えします。

では、早速行ってみましょう!

もくじ

短い文をつなげて相手に伝える【クイズ形式】

英語に単語は重要です。

ただし、簡単な単語で十分です。

これも、日本人の悪い癖で、

難しい単語をいっぱい知っている = 英語ペラペラ

これがそもそもの間違い。

じゃあ、どうするの?

簡単な単語で文章を作って、つなげ合わせればいいのです。

知っている単語は、go とか white とか table とかで十分です。

underqualified「不適切な」っていうような難しい単語、普段使います?(笑)

では、早速。

「ナスは嫌いだ」と言いたいけど、「ナス」という単語が分からない場合はこう言えば良いです。

I don’t like it.「私はそれが嫌いです」

It’s a vegetable.「それは、野菜です」

It’s purple.「それは、紫です」

It’s like a cucumber, but it’s nota cucumber.
「それは、キュウリのようですが、キュウリではありません」

最後の一文が無くても、It’s purple.「それは、紫です」の時点で、「ナスだ!」って、通じますよね。

つまり、相手にクイズを出す感覚で伝えれば良いです。

年に一回、また、試験でしか出てこない難しい単語を覚えるのは、めちゃ効率悪いです。

これで、「ナス」って単語を知らなくてもOK。

枕詞は魔法の言葉

次にありがちなのが、英会話初心者は、自信がないからボソボソと話始める。

これだと、相手は、話し始めの言葉が小さくて聞き取れません。

例えば、

May I have the salad without dressing?
「ドレッシング抜きでサラダいただけませんか?」

と伝えたいとします。

いきなり、しゃべると、「ん?なんて言った?」ってなる場合がありますよね。

特に、英会話初心者は、自信なさげに小さな声で話し始めるから。

そこで、最初に枕言葉として、

Excuse me.「すいません」

と、言います。

このことで、相手は、「あっ。何か伝えたいんだな」って耳を傾けます。

すると、次の会話がスーって入ってきますよね。

それから、これは、話し手にも効果があって、

始めに、Excuse me.と言うことで、初心者は口と頭が英語モードになります。

ウォーミングアップですね。

続けて、May I have the salad without dressing?「ドレッシング抜きでサラダいただけませんか?」と伝えましょう。

英会話での単語のポジション

主語と述語は超大事

次は、語順の大切さです。

I am busy.「私は忙しい」
You are busy.「あなたは忙しい」

もちろん、主語が違うと、まったく意味が変わります。

もっとヤバイのが、主語と熟語が逆転した場合。

I ate hamburger.「私は、ハンバーガーを食べた」
The hamburger ate I.「ハンバーガーは、私を食べた」

「ハンバーガーは、私を食べた」…

こんなことありえないですね(笑)

ですから、誰が、何をという、主語と熟語の関係を普段から意識して、英会話をするのが大事ですね。

時間・場所・副詞は適当

これと違って、時間・場所・副詞は、文のどこに入っても通じます

I met you in Tokyo at 7.
I met you at 7 in Tokyo.

「私は、七時に、東京で、あなたに会った」

どっちもOKです。

副詞も同じですね。

I often go to the gym.
I go to the gym often.

どちらも、「私は、よく、ジムに行く」

小学校の先生は英語の習得が早い

結論から言うと、小学校の先生は、分かりやすく教える訓練をしているからです。

「私は一人暮らしです」って何て言います?

こんな感じですかね。

「あー。家族と別に住んでいるんだ〜」 →一人暮らし。

  • I live alone.
  • I don’t live with anyone now

特に、2番目なんか難しいすぎ…

ここで、先ほどのクイズ形式

I live in Tokyo.「私は東京に住んでいます」
My family lives in Osaka.「私の家族は大阪に住んでいます」

これで分かりますよね。

つまり、aloneって単語が出てこなくてもOKです。

こんな感じで、小学校の英語の先生は、ボキャブラリーの少ない生徒に、さまざまな方法で、伝え方を教えます。

そうすることで、自分もシンプル脳になんですね。

実は、これ、日本語でもメチャ大事です。

専門用語ならべて、自慢げな人、結構いますよね…

決めておくと便利な言い回し

ここでは、決めておくと便利な言い回しについてお伝えします。

英語は、たくさん表現方法があります。

では見ていきましょう。

a lot of

まず、

  • I have many friends.「私は、たくさん友達がいます」
  • I drank much water.「私は、たくさん水を飲みました」
  • I have much money.「私は、たくさんお金を持っています」

可算名詞、不可算名詞とかいう、ややこしいやつです。

全部、a lot of で、統一しましょう。

  • I have a lot of friends.「私は、たくさん友達がいます」
  • I drank a lot of water.「私は、たくさん水を飲みました」
  • I have a lot of money.「私は、たくさんお金を持っています」

解決!!!

see

watch, see, look も迷ったら、see で統一。

  • I wach TV. → I see TV.
  • I see you.
  • I look birds. →I see birds.

right?

付加疑問文ってやつです。

「だよね?」「あってるよね?」ってやつです。

  • You turned off the TV, didn’t you?
    「テレビ消したよね?」
  • You didn’t eat lunch yesterday, did you?
    「昨日、お昼食べなかったよね?」

むず〜!!

最後を、rightに、置き換えればOK。

  • You turned off the TV, right?
  • You didn’t eat lunch yesterday, right?

ね、簡単でしょ。

「ん」や「え」で乗り切る

a と theは、「ん」で乗り切る。

少し、英会話になれてくると必ず当たる壁。

結論から言うと、a か theか、わからない時は、「ん」って言っときましょう(笑)

  • I went to party yesterday.「昨日、パーティーに行った」
  • party was fun!「パーティーは楽しかった!」

通じます(笑)

ちゃんと話せば、こんな感じ。

  • I went to a party yesterday.「昨日、パーティーに行った」
  • The party was fun!「パーティーは楽しかった!」

at と in は、「え」で乗り切る。

同じ原理です。

at か in か、わからない時は、「え」って言っておきましょう(笑)

  • I went shopping mall.「私は、モールで買い物をした」

実は、at でも in でも正解。

  • I went shopping at mall. →○
  • I went shopping in mall. →○

まとめ

いかがでしたか。

結構、会話ってテキトーで乗り切れるんですよ(笑)

今回の記事をまとめるとこんな感じ。

  • 文は短く
  • 自分の知っている単語で乗り切る。←いっぱい文をつなげてもOK
  • Excuse me. と始めに言って、英語に慣れる。

最後に、参考にした本を紹介します。

では、良いスピーキングLIFEを!