Tendai Taishi Written by Seimin Kimura

仮想通貨のメリットとデメリット【超初級】

Crypto

仮想通貨に興味があり、買おうか悩んでいる人。
仮想通貨のメリットとデメリットを知りたい。
本当に儲かるのかな?

こういった疑問にお答えします。

もくじ

仮想通貨のメリットとデメリット

まずは一覧でまとめます。

メリット

  • 簡単に送金できる(世界シェア)
  • 中央集権じゃない
  • 儲かる(オワコンではない)

デメリット

  • 送金手数料が高い
  • 世界中が認めているわけではない。
  • 使える店が少ない

メリット1:簡単に送金できる

最大のメリットですね。
仮想通貨は、受信アドレス(口座番号)があれば、誰でも簡単に送受信できます。
例えば、ビットコインアドレスは、1 または3 から始まる 27~34 文字の英数字からなっています。

ビットコインアドレスの例:1BitQEtcoxAnViwUYX9k6KupmmsEfWrGnr

詳しいことを知りたい人は、bitFlyerを参照してください。

そもそも銀行口座が必要ない

ビットコインを始める人で、一番心配なのは、銀行口座が必要かどうかです。

必要ありません。

現金入金で、仮想通貨は買えます。

  1. 現金で仮想通貨を買う
  2. 仮想通貨取引所の口座に、仮想通貨が貯まる(これは銀行口座ではありません)。
  3. あとは、仮想通貨で取引する。
  4. 好きな時に、現金に換える。

ざっくりこんな感じです。

ビットコインは寄付も出来る

最近では、トンガ王国にビットコインが寄付されていますね。

» 海底噴火発生のトンガ王国、ビットコイン寄付に活路

これは、仲介がいないビットコインの特性を最大限に生かした素晴らしい試みですね。

メリット2:中央集権じゃない

日本円は、日本銀行が管理しています。
つまり、政府が管理しています。

では、仮想通貨は誰が管理しているのか?
誰も管理していません。

これは、一見危険に感じられますが、仮想通貨はブロックチェーンという改ざんできないシステムで管理されています。

私からすると、政府に管理されている方がよほど危険です。
一番わかりやすい例は年金です。

年金の支給率は、あなたが決めているのではなくて、政府が決めています。

年金の支給率が、どんどん下がり続けているのが現実ですね。

日本円はこれからも下がり続ける

例えば、50年前は、コーラは1本50円でした。
今は、1本120円です。
50年前、1000円で20本買えたコーラは、
今は、1000円で8本しか買えません。

これは、物価が上がったとも言えますが、
実際、8本しか買えません。
つまり、あなたの円の価値は、1/2以下に下がったと言うことです。
このような、理由が下の本を読めばよく分かります。

メリット3:儲かる

仮想通貨は、ボラリティ(価格の変動幅)が大きいです。
ですので、買う→売るを繰り返せば、利益を上げることができます。
最近で言えば、ビットコインは、1BT3ヶ月で400万上昇して、1ヶ月で、300万下落しています。

これが、仮想通貨 = 博打 と勘違いする理由です。

しかし、仮想通貨は、そもそも短期間の取引よりも、積立投資に向いた通貨です。
つまり、放置が一番です。
短期間で、大きな変動がありますが、長い目で見ると、稼げます。

ちなみに、下落することはあっても、投資金が無くなるだけで、借金になるわけではありません。

デメリット1:送金手数料が高い

簡単に送金出来ますが、送金手数料が高いです。

元々送金手数料は安かったのですが、現在は仮想通貨(特にビットコイン)の値段が上がりすぎて、それに伴って送金手数料が上がってしまっています。

また、市場が盛り上がると、送金量が増えて手数料が高騰します。

デメリット2:世界中が認めているわけではない。

特に、中国では、マイニング(採掘)を禁止していますので、実質取引できません。

» マイニングについての解説はこちら

ですから、世界中の人と取引できるわけではありません。
他にも、インドもそうなりそうです。

» インド仮想通貨禁止法案の記事はこちら

デメリット3:使える店が少ない

仮想通貨は、その名のとおり通貨です。
しかし、現金やポイントカードのように使える店が少ないです。

ですから、日常生活で紙幣代わり使うというよりかは、やはり「投資」がメインになるでしょう。
 ビットコインが使えるお店は、coinmapで調べる事ができます。
ビックカメラなんかもありますよ。

ハッキングリスクはあるか

ありません。
ブロックチェーンで運営されているので、ありません。
秘密鍵というものがあります。
ただし、これが知られるとすべて持って行かれます。
つまり、この暗号を聞き出されれば、おわりです。

この原理は、オレオレ詐欺と同じで、自分で振り込んだり、暗証番号を伝えなければ、安全です。

ここを理解していない人が多いのですが、ブロックチェーンをハッキングするのには、大量の電力を消費しますので、コスパ悪いです。
だから、わざわざハッカーは狙いません。
狙うのは、あなたから引き出す「情報」です。

仮想通貨には、夢がある

仮想通貨は、たしかに投資です。
しかし、銀行に預けているお金が安全だという幻想は捨てて下さい。
Nisaなどのように、国が推奨する投資もあります。

大事なのは、あなたが、自分のお金をどこに預けるかです。

仮想通貨も、あなたのお金を保管する一つの保管庫と考えて下さい。

未来に夢を持ちましょう!
最後におすすめの本を紹介しておきます。

映画もどうぞ。


では、よい仮想通貨ライフを!