Tendai Taishi Written by Seimin Kimura

奥の院に行くには覚悟がいります【室生寺】

Temple

こんにちは、セイミンです。

今回は、室生寺(むろうじ)にお参りしてきました!

結論、

奥の院に行くには覚悟がいります。

もくじ

宗派は

宗派は、真言宗 室生寺派です。

つまり、真言宗ですね。

誰が建てた

パンフレットによると、奈良時代に、修験道(しゅげんどう)の開祖である役小角(えんのおづぬ)さんという人が建てたとされています。

でも、平安初期に、興福寺(法相宗)の賢璟(けんきょう)さんが、弟子の修円(しゅうえん)さんとともに建てた。

とありますから、どっち?なんですかね??

で、空海さん(弘法大師さん)が、中国の師匠である恵果(けいか)さんからもらった如意宝珠(にょい・ほうじゅ)を、室生山で修行していた賢璟(けんきょう)さんに預けたそうです。

ですから、最終的に、真言宗なんですね。

それから女性OKだったそうです。

高野山は、女人禁制でしたから、女性OKな室生寺は、女人高野(にょにん・こうや)と呼ばれました。

役小角さん →賢璟さん & 修円さん(法相宗 →真言宗)

太鼓橋


太鼓橋を渡って、進んでいくとチケット売り場があります。

  • 参拝料:600円
  • 宝物殿:400円
  • 金堂特別拝観:500円

計1,500円、結構するな…

あっそれから、1度入るとトイレはありません。


宝物館前のトイレで必ず済ませておいて下さいね。

金堂【国宝】


仁王門を通り、階段を上ると金堂があります。

チケットを渡すと、お土産にお守りをくれます。

中には、お釈迦さんと薬師さんと文殊さんが並びます。

お坊さんが10分ぐらい説明してくれました。

ちなみに、せっかく行くなら、チケット買って入った方がいいです。

弥勒堂【重要文化財】


金堂の左手にあります。

中にははいれません。

本尊は、弥勒(みろく)さんですが、右脇に開祖といわれる役小角さんがいます。

本堂【国宝】見どころ!


またまた、階段を上がると、金堂があります。

如意輪観音さん【重要文化財】


今回来て良かったなと思うのは、この如意輪観音(にょいりん・かんのん)さんを見れたこと。

なんだか惹かれました。

手は6本あるんですが、右手に持っている珠(たま)は如意珠(にょいじゅ)といい、左手に持っているのを転法輪(てんぽうりん)と言います。

如意珠 + 転法如意輪

が、如意輪さん名前の由来だそうです。

左手の指のさきに、ちょこんと乗っている転法輪がおしゃれで、かわいいですよね〜😊

五重塔【国宝】


またまた、階段を上がると、有名な五重塔が見えてきます。

鉄板で、かっこいいです。

室生寺最古の建物らしいです。

奥の院


「いや〜。いいね〜。」

って感じで、

「奥の院も行っとくか!」

地獄でした😭

五十前の私には、苛酷そのもの。

階段長げ〜

身延山ばりの長さです(途中に休憩所あり)。

でも行くべきですよ。

頂上から見下ろす風景は最高ですから。

永遠に続く階段

マジきつい…

途中には、休憩場所もあります。

なぞの石山

それから奥の院の左手に、ボコボコの石山があって、その上に塔が建っています。

なんじゃこれ!?

僧侶の方に聞いて見ると、

平安時代、仏さんが地面からボコボコ出てきて、それを弔うために、塔を建ててお祀りしたそう。

へえ〜!すごく面白い!

宝物殿


さてさて、下山して、宝物殿です。

そこには、お釈迦さん【国宝】、十一面観音さん【国宝】がありました。

確か、十一面観音さんは、十二面顔があるって書いていたような….(見てきて下さい。)

それと、金堂の残りの十二神将さん(半分は金堂に祀ってあります)があります。

もともとは、宝物庫(仏像などの倉庫)を開放したものなので、部屋は2つしかありません。

ちょっと、物足りないかも…

でもせっかく来たら、絶対見ましょう!

感想

いや〜行く価値アリアリですね。

国宝メッチャあるし。

せっかくなら、1,500円かかっても全部見ましょう。

ただし、奥の院に行くには覚悟がいります。

足に自信がない人は、チケット売り場の横に無料の杖が置いてありました。

簡単なパンフレットが無料ダウンロードできます。

室生寺のホームページはこちら

興味がある方は、事前に本を購入しておくと良いでしょう。

いや〜お寺巡りは楽しいですね〜。

では、またセイミンでした。