Tendai Taishi Written by Seimin Kimura

漢検6級【受験準備】

漢検

漢検6級は、小学校5年生修了程度のレベル、835字が必要とされます。小学校卒業時を対象とする漢検5級の一つ手前の級です。小学校卒業までに漢検5級を取りたい人にとっては、初挑戦するのにはうってつけの級ですね。また、漢字検定の学習は、漢字を覚えるだけでなく、国語力も付くことから、一石二鳥です。また、受験自体にも慣れますから、中学受験を考えている人や、高校受験を考えている人は、その練習に受けるのも良いと思います。
さらに、どんな検定試験でもそうですが、合格することによって、自信にもつながり、いろいろなものに挑戦するやる気が出てきます。漢字検定は、英検に比べて、比較的短時間で容易に獲得出来ますので、ぜひ挑戦してください。

今回は、はじめて漢検に挑戦される人のために、受験前に知っておきたい、漢検6級の情報を解説したいと思います。この記事を読んだ後は、受験までの準備がちゃんと整います。あとは、勉強あるのみ!合格を目指しましょう!

もくじ

レベルは、何年生?合格点は?

公式サイトによると、レベルは小学校5年生修了程度、必要漢字は835字、合格点は200点満点の約70%です。合格点は若干変動します。140点前後だと思って下さい。

小学生4年生(7級程度)が受けるとすると、642字必要とされていますから、あと200字ほど必要ですが、がんばれば十分合格可能です。

小学生3年生(8級程度)が受けるとすると、440字必要とされていますから、あと400字ほど必要ですので、少し厳しいです。

となると、小学生4年生から、5年生、そして、卒業時に漢検6級を受けるのが一番いいでしょう。

社会人の方の基準は難しいですが、3級から受けることをおすすめします。

合格基準について詳しいことを知りたい方は、こちらの公式サイトをどうぞ。

年齢別合格率

『2020年度版漢検スタートブック』の年齢別合格率によれば、小学生が82.1%となっています。かなり高い合格率です。
小学生全体の受験者は、102,000人となっています。かなりの数の人が受けています。漢字検定が重要視されているということですね。
また、学年別でいうと、6級は、6年生よりも5年生の受験者が多く、6年生の倍です。つまり、6級の受験対象者である5年生で受けるのが一番良いということですね。私も自分に適応した学年の漢字検定を受験されることをお勧めします。

日程・申し込み・検定料

6級の検定料は、2,000円です。それほど、高くありませんね。

申し込み方法は、インターネット、コンビニで、取扱書店、取扱機関(新聞社など)の四つから選べます。インターネットが一番手っ取り早いでしょう。
申し込み方法について、公式サイトはこちら

日程は、毎回公式サイトにて確認してください。年に3回行われます。約2ヶ月前から申し込みが始まります。受験後、合否は約一ヶ月後に発送されます。インターネットでは、二週間後ぐらいに合否が発表されます。
申し込みについてのサイトは、こちら

過去問

無料の過去問題は、公式サイトに公開されていますが、1回分のみです(年間三回、試験が行われますが、公開されるのはその内どれか一つ)。他を知りたければ、正規団体が出している問題集を買うほかありません。また、購入することを強くお勧めします。理由は、自分の実力を知るためでもあるし、そのまま学習用の問題集として使えるからです。
市販されている公式過去問題は以下のものです。

また、試験と同じサイズの過去問題(実物大)も市販されていますので、試験に慣れるにはこちらを購入することがおすすめです。

【例題やプリントの無料サイト】
自分の実力を試す無料サイトは、便利なものがたくさんありますが、次のサイトがおすすめです。
・漢字検定WEB問題集こちら

無料のデータをプリントアウト出来るサイトもありますが、あまりお勧めできません。その理由は、保管方法に困るのと、外出時の学習に適していないからです。市販の問題集を買って勉強することをおすすめします。問題集を買った方が手っ取り早いですし、達成感があります。そもそも、ネットで検索している時間がもったいないです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?大体受験勉強の準備段階は完成したと思います。おすすめ問題集などについては、別の機会に書きたいと思います。
小学校から検定に挑戦することは、将来絶対に役立ちます!不合格でも落ち込むことは全くありません。中学受験や高校受験と違い何回でも受けられますから。どんどん挑戦してください😉