Tendai Taishi Written by Seimin Kimura

英検2級二次試験の極意とは【奥義】

英検

一次試験には合格したけど、二次試験が受からなければ、いままでの努力が水の泡、、、一次試験の勉強に集中してきて、二次試験の対策は全くしていない、どうしよう〜、思う方が多いはず。

大丈夫です。落ちてもまだあと3回チャンスがあります(1回目を含めば、計4回)ので、あせらずゆっくり対策を練りましょう!今までの努力は無駄になりません。必ず受かります!

もくじ

対策・合格率・過去問題

一番の対策は、事前に、公式サイトのバーチャルを5度以上見て、過去問題を確認し、感覚を身につけることが大事です。何の準備もせずに面接に臨むということは、決してしないで下さい。100%受かりません。しかし、二次試験まで進んでいるということは、すでに2級に必要な語彙力・文法力は、備わっています。そこで、問題となるのは、プレッシャーです。一次試験と異なり、相手が「ペーパー」(試験問題)ではなく「人間」(試験官)であるため、精神的なプレーシャーをともないます。これが、原因で、本来の力が出せなかったという話をよく聞きます。私もそうでした。しかし、考えてみて下さい。その試験官とは、今後二度と会いません。また、一次試験より、はるかに簡単な英文が出題されます。

合格点は、650点満点中、460点と公表されています。合格率は、残念ながら、2016年以降公表されていませんが、約80%と見て問題ないでしょう。この割合(パーセンテージ)は、一次試験の割合よりも信頼できます。なぜなら、一次試験の受験資格は定められていませんので、例えば、5級レベルの人が受験して落ちたとしても、その統計に含まれますので、あまり当てになりません(一次試験の合格率は約30%)。しかし、二次試験の合格率は、すべて、2級の一次試験を通過した人から割り出されたものです。したがって、一次試験が通れば、8割の確率で二次試験に通るということです。これは、かなり高い数値です。ポジティブに考えて下さい。

日程・会場・面接時間・結果

一次試験から二次試験までの間隔は、ほぼ1ヶ月です。1ヶ月で準備しなければならないのか!?と思われますが、合格率は80%なので、あまり緊張せず、バーチャルを見たり、過去問題をすることを準備しておけば問題ありません。先ほども言ったように、そもそも一次試験が通っているなら、実力はすでについています。また、あと3回(1年間)チャンスがありますから。

会場は、一次試験と異なることがほとんどです。会場が変わったからといって、不利になることはありませんので、気にしないで下さい。

面接時間は、約7分。メチャメチャ長く感じます。私の場合、体感は30分ぐらいでした。

試験結果は、1週間ほどで届きます。すぐです。事前に公式サイトで確認することも出来ます。この時間が一番苦痛ですよね。

試験の流れ

さて、一番気になる当日の流れですが、

1. 入室から挨拶まで

  1. 入室
  2. カードを渡す
  3. 座る
  4. 名前を言う
  5. 挨拶(I’m fine. Thank you.でよい)

ここまでは、問題ないでしょう(準2級と同じです)。

2. 問題カードを読む(自力)

  1. 問題カードを受け取る(文章と3コマのイラスト入り。準2級とは違い、イラストが物語になっています)
  2. 20秒間黙って読む(文章問題だけ読むこと!イラストについては、後で読む時間があります。すぐ時間が過ぎます)
  3. 声にして問題カードの文章を読む(英語のタイトルから読むこと!単語力がいりますので、一次試験で単語帳を暗記する時、声に出して(音読)覚えていると、かなり楽です)

以上については、面接官が、ただ聞いているだけです。

3. 問題カードに対する質疑

  1. 文章についての質問(文章から出る)
  2. 20秒間、イラストを黙って読む(ストーリーを理解しながら読むこと)
  3. イラストのストーリーを話す

ここでカードをふせます。

4. 面接官との対話

一番の難所です。

  1. テーマに対する意見を聞かれる(必ず、その日のテーマに関係するものです)。まずはI agree.か、I’m not agree./ I’m disagree.で答える。つまり、試験官の質問に対して、賛成か反対かを答える。続いて、その理由を答える(流れは準2級と同じ)。これに対しては、自分なりの答え方のテンプレート(解答例)を作っておいて、それに、その日出たテーマの単語を当てこむ形にしてください。(どんな問題が出るか予想するのは不可能)
  2. テーマに対する意見を聞かれる(上と同じ)

面接終了。

まとめ

さて、ここまで、見てきましたが、要ははじめにお伝えしたように、あと3回受けられることを忘れないこと!です。これは、1年間準備期間があることを意味します。1年間、過去問題や、紹介した問題集を反覆していれば、ほぼ間違いなく受かります。自信をもってください。また、黙らないこと!も重要です。とにかく何か話して下さい。私も時間ないしゃべりまくりました。もちろん文法なんて無視(笑)。

また、面接の勉強に飽きたら、準1級対策として、準1級の単語を覚えはじめることもお勧めします。この時に同時に音読(声に出す)して単語を覚えると、準2級・2級の面接対策になるのでより効果的です。

では、がんばってください!!!