【保存版】仏教の勉強をはじめる人が読むべき本【5選】
お寺や神社にお参りした経験がある方は多いと思います。それがきっかけで仏教の勉強をしてみたくなったりすることもしばしば。または、お家がお寺でそれを継ぐために勉強を始める人もいると思います。そこで、今日は、仏教の勉強をはじめるのにうってつけの5冊をご紹介します。
もくじ
手塚治虫『ブッダ』
「こむずかしい本はいや〜」と言う人。そして、初めて手に取るのに最適なマンガがあります。とはいっても、専門家も絶賛するほど忠実に書かれている本、それがマンガ界のレジェンド手塚治虫が書いた『ブッダ』です。世の中にお釈迦様(ブッダ)の生涯をこれほどわかりやすく、楽しめる本はないでしょう!
船山徹『仏典はどう漢訳されたのか』
どこから仏教が伝わってきたかご存知ですか?そうです、インドです。ブッダの語録である経典は、そこから世界中のさまざまな国に伝わり、チベット語、中国語、ビルマ語などさまざまな言語に翻訳されました。その全貌が明らかになります!著者は、世界的な研究者。必読の1冊です。
中村元/紀野一義訳注 『般若心経・金剛般若経』
続いては、経典の日本語訳です。この類いの本はたくさんありますが、まずは皆さんになじみの深い「般若心経」から。サンスクリット語(インド語)をもとに日本語に訳してあります。お家の仏壇にある漢訳(中国語)の般若心経とは、またちがった味わい方ができますよ。この著者も昭和を代表する仏教研究者です。
桂紹隆/斎藤明『認識論と論理学』
ここまでくれば、あなたもかなりの専門家。それでは、さらに深く。昔のお坊さんは、お経を読むだけではなく、議論も戦わせたのです。かなり、むずかしいですが、読み応えありますよ。
水野弘元『仏教要語の基礎知識』
最後に、専門用語集の紹介。これから、仏教または仏教学を勉強する人は、そばに置いておいて損はない一冊。分からない言葉が出てきたら引いて下さいね。最後にインデックスがついていて便利ですよ。
仏教は、奥が深いですよ♪