英検準2級合格に裏ワザなどない!【回避不能】
英検準2級の資格が欲しいけれど、難しそう… 簡単に受かる裏ワザは無いだろうか?とお悩みの方も多いはず。あらゆる手を使って、出来るだけ最短で合格したい気持ちはよく分かります。しかし、断言します。裏ワザなどは、ありません!
英検は、マークシート形式(ライティングを除く)で解くので、一見、当てずっぽうに書いても正解すると思われるかも知れません。しかし、試験の構成は良く出来ていて、そのような当てずっぽうで答えたとしても、決して正解しないようになっています。もちろん、たまたま当たったということは起こり得ないとも言い切れませんが。また、「○○問題では、答えが1.1.1と並ぶ傾向がある」というような法則も存在しません。
では、どうすればいいでしょうか。残念ですが、地道に勉強するしかありません。しかし、心配ご無用。確実に合格する方法はあります。このブログで何度も言っていますが、まずは単語の暗記だけに集中して下さい。そうすれば、かなり合格への時間を短縮できます。単語は、すべてのパートに関係してきます。しかも、声に出して暗記すれば、より効果的です。
もくじ
リスニングパートに裏ワザはあるか?
リスニングパート(聞く)にも、裏ワザはありません。このパートでも単語の学習が重要な位置を占めます。よくリスニングの傾向を分析して、「このような問題には、このように答えればいい」と書かれている記事もありますが、リスニングパートの解答時間は、わずか10秒です。その間に、「あーこれ、あのパターンか〜」って考える時間があると思いますか?無理です。ただ、過去問題を反覆して聞いていれば、問題のパターンが体に染みついて、反射的に理解出来、解答することができることは確かです。これには、3ヶ月から1年の訓練期間を必要とします。
ただし、過去問題で訓練するにしても、単語の勉強をしっかりしていないと、いくら聞いても、単語と単語の切れ目が全く聞き取れません。知らない言語の単語の区切りが分かるはずがないですよね。例えば、ヒンディー語を初めて聞いたとして、単語の切れ目が分かりますか。そもそもどれが単語かわかりませんよね。英語でも同じです(もちろん、日本語でも)。単語を勉強して下さい。間違いありませんから。
二次試験 面接の裏ワザはあるか
ありません。特に、二次試験は、緊張している中で、受け答えをしなければなりません。これが、さらに普段の能力をかなり低下させます。このような現象が起こるのは、一次試験の相手がペーパー(試験問題)であったのに対して、二次試験の相手は人間(試験監督)だからです。本当は、ペーパーの方がごまかせないのですが、何故か、緊張しているせいか、反対に、相手が人間(面接官)だと見透かされているような気がします。でも、考えてみて下さい。もの(ペーパー)より、人(面接官)の方が、受験者(あなた)の緊張している姿を見て、多少は大目に見てくれるものです。
そこで、二次試験の対策ですが、やはり、過去問題をしっかり見て、単語を声に出して暗記するしかありません。声に出すことが重要で、本番も問題カードに書かれた文章を読むという面接問題がありますから、必須条件です。
ライティングから解く
これは、裏ワザではありませんが、時間配分と配点を考えれば、ライティング(書く)から始めるのも、1つの手です。私自身も、単語の問題を解いた後は、長文は後回しにして、ライティングパートから取りかかりました。CSEスコア(2016年以降)が導入されてから、リーディング(600点)、リスニング(600点)、ライティング(600点)と、3パートの配分が均等になりました。1,332点が合格点ですから、均等に分配すると、各パート444点採らなければならないことになります。つまり、約75点採る必要があります。しかし、ライティングで500点以上稼いでおけば、他のパートの点数を補えます。また、私が準1級受かったのは、ライティングで満点(600点)採ったからです。3つの合計をした1,332点が合格点ですから、そこから600点引くと、732点です。これをリーディングとリスニングの2つでわると、1パート366点採ればよいわけです。つまり、リーディング、リスニング、それぞれ約60点で合格することになります。ただし、これは極端な考え方で、やはり、全パートまんべんなく採ることを目標にしてください。全パートに必要なものは何だと思いますか??そうです。単語です。単語はどのパートにも出てきます。つまり、単語を勉強することは、全体的な点数を底上げしてくれることを覚えておいて下さい。
まとめ
以上ここまで、色々と考えてきましたが、やはり、準2級合格に裏ワザはありません。単語を覚えることが最も近道であることは、すでにお伝えした通りです。単語を声に出して覚える!です。