日常英会話オススメ本【フレーズの数で決める】
日常英会話を学習するのに、本選びはとても大切です。
だいたいの人は、始めに買った本を3ヶ月ほど、やってみるでしょう。
でも、自分に合わなければ、3ヶ月はムダになってしまいます。
今回は、覚えるフレーズの数で、テキストを選ぶ方法を紹介します。
もちろん、覚える数が多いほど、難しくなってきますよね。
もくじ
日常英会話の本を選ぶポイント
日常英会話を学習するための本を選ぶポイントは4つです。
- 自分のレベルに合ったものを選ぶ
- CDやDVDなど音声が付いているものを選ぶ
- 自分の目的を決める
- ネイティブが書いている本を選ぶ
自分のレベルに合ったものを選ぶ
ここが一番大切で、やさしすぎても、難しすぎてもダメってやつですね。
今回のテーマは、フレーズの数なので、レベル別にすると、ざっとこんな感じです。
ちなみに、今回、上級の本を紹介しないのは、そのレベルの人はすでに勉強の仕方を知っているからです。
では、フレーズの数を見てみましょう。
- 初級:30〜100フレーズ
- 脱初級:100〜200フレーズ
- 中級:200フレーズ以上
中級レベル以上になると、いっきに数が増えます。
しかし、初級・脱初級で英会話の基礎力が付いているので、実は、思っているほどストレスはありません。
ぶっちゃけ、中級以上は、オンライン英会話に登録し、ネイティブとどんどん話す方が力が付きます。
CDやDVDなど音声が付いているものを選ぶ
音声が付いている教材を選ぶのは、重要ですね。
まあ、最近の本はすべてCDが付いていたり、音源をダウンロードでいますので、問題はないでしょう。
耳で聞いて(インプット)、口に出す(アウトプット)は、英会話の基本です。
というか、これがすべてです。
あと、繰り返し(反復)がトレーニングの中心になります。
これは、どのレベルでも、同じですね。
自分の目的を決める
英会話を学ぼうとしている人は、それぞれ勉強する目的があると思います。
大体、こんな感じではないでしょうか。
- 旅行
- 留学
- ビジネス
- 試験(英検、TOEFLなど)
目的は異なっても、日常英会話は、すべてに共通したスキルです。
一番大切なのは、基礎をしっかり固めることです。
逆に、ビジネスとか専門的になればなるほど、日常会話が出来なくても、意思は通じます。
旅行も同じで、海外で、Tシャツを買う時に、店の人と、Tシャツの値段とか、デザイン以外の話をすることはないですよね。
つまり、場面が限られるほど、それに限定された単語や、ジェスチャーでほとんど乗り切れます。
なぜなら、そのような状況は、会話する前に、すでに相手が返事を予想できるから。
試験に関しては、日常英会話の本を買うよりは、過去問題に取り組むのが一番の近道です。
ネイティブが書いている本
ネイティブ(英語を母国語としている人)が書いている本を選ぶのがいいとは限りません。
逆に、日本人が書いている本の方が、日本人の苦手な部分を知っている時があります。
ただ、ネイティブ本だと、何か信用は出来ますね(笑)。
覚えるフレーズの数別・日常英会話オススメ本
では、フレーズの数順に、オススメ本を見ていきましょう。
『たった30パターンで英会話!』【初級】
Do you want me to〜?など、基本となるパターンが30用意されていて、
これに、finish workや、do the dishesなどのフレーズを足して文を作っていくトレーニング。
Do you want me to finish work ?
Do you want me to do the dishes ?
つまり、基本の形を覚えて、それに肉付けしていく感じですね。
『英会話なるほどフレーズ100』【初級】
こちらは、定番です。
ステージに分かれていて、 BABY、KID、CHILD、PRETEEN、TEENAGERという順に、実際のネイティブの成長に合わせてステップアップするトレーニングです。
Almost!(おしい!)
→Why(なんで)?
→I’m not sure(ちょっとわからない)
→Do you mean this(つまり、これってこと)?
→I’m not sure how(どうやったらいいのか、わかんないよ)
というように、会話文がだんだん複雑化していきます。
『ネイティブが会話で1番よく使う英単語 中学英単語100』【脱初級】
さて、ここからは、脱初級編です。
同じ100フレーズでも、少し難しくなります。
中学英単語から、100語をピックアップしています。
この本の特徴は、品詞別で覚えていくですね。
日常生活のなかで一番よく使う動詞40・形容詞30・副詞10・名詞20が収録されています。
『英会話きちんとフレーズ100』【脱初級】
こちらも、同じく覚える数は、100です。
また、初級で紹介した『英会話なるほどフレーズ100』の続編です。
こちらも同様、
INFANT、KID、CHILD、PRETEEN、TEENAGERの順に、ステージアップしていきます。
I’m off.See you later.(行ってきます。行ってらっしゃい。)
→All right. (わかりました。承知しました。かしこまりました。)
→I feel bad.(なんだか悪いですね。申し訳ないですね。)
→Would you excuse me a minute?(ちょっとすみません。ちょっと失礼。)
→I don’t think we’ve met (初めまして、ですよね。)
などです。
少し難しくなっていますね。
『瞬時に出てくる英会話フレーズ大特訓』【中級】
フレーズの数は、810!
まさに、大特訓です。
コンセプトは、「日本語」→「英語」の転換練習。
「定型表現」270フレーズ、「基本文法」を活用する270フレーズ、「日常会話」で役立つ270フレーズの計810フレーズに分かれています。
この本の特徴は、
- 「日→英」の転換練習でだれでも英語が口をついて出るようになる。
- 「定型フレーズ」→「文法活用」→「日常会話」の3ステップで会話力の基礎をつくる。
- 収録810フレーズは日常生活・旅行・ビジネスでそのまま使える。
- 話すためのヒント・キーワードもしっかり紹介。
- 「日→英」トレーニングができるCD 2枚付。
つまり、量をこなすことですね。
ほぼ、英会話にストレスがなくなるでしょう。
『英会話フレーズブック―リアルな日常表現2900』【中級】
きました。2900です。
もはや、単語でも大変な数。
目次は、こんな感じ。
- 1日の流れ
- 基本会話
- 気持ちの表現
- 他人の描写
- 気候・季節の会話
- 挨拶
- 自己紹介
- 社交
- 酒
- 日本について
- 仕事
- 電話
- 道案内
- 交通機関
- 銀行
- 郵便・宅配便
- 買い物
- レストラン
- ホテル・観光
- 恋愛
- 結婚・離婚・育児
- パソコン・携帯電話
- エンターテインメント
- 余興
- トラブル
- 病気
これで、日常生活、ほぼ心配ないかと。
お腹いっぱいですね(笑)
まとめ:オンライン英会話も絡めよう
今回は、フレーズの数で見てきましたが、
やはり、実際に人間と話すのが一番です。
テキストを買って、学びながら、オンライン英会話も始めると、
断然、効果的です。
では、よりスピーキングLIFEを!