Tendai Taishi Written by Seimin Kimura

英検3級 ライティング【新たな挑戦!】

英検

2017年までは、準2級以上だけにあったライティングパートが、英検3級にも導入されました。つまり、「自分で書く」パートです。すでに、5級、4級を受験された方は、3級から新たに加わるライティングに不安を感じるでしょうし、はじめて受ける人もすべの文章を自分で作り上げなければいけないという問題にどう取り組めば良いか戸惑うでしょう。

今回は、そのような人たちのために、ライティングだけに焦点を当てて、分析したいと思います。

結論としては、心配しないでください。問題の意図や構成を理解すれば、それほど難しくはありません。また、ライティングは、これから上級を受験するときに必須となってきますから、ここでしっかり勉強の仕方を確立しておきましょう。今後、上級を受けるときに、ずっと楽になります。さらに、新しい採点方法(CSEスコア)になってから、ライティング配点は、一次試験の3分の1を占めるようになりました。これは、リーディング(読む)、リスニング(聞く)パートを落としても、ライティングで高得点を取れば、他のパートの点数を補えることを意味します。また、実は、ライティングの学習は、他のパートよりもずっと短期間ですみますので、ライティングパートを強化すれば、合格への時間も短縮できるでしょう。私は、準1級の時、ライティング満点を取ったお陰で、他のパートが低くても、かなり高得点で合格しました。

過去問

過去問題は、公式ホームページで公開されています。そこでは、3回分公開されていますので、今すぐに、それらをダウンロードやプリントアウトして下さい。また、試験が終わるごとに古いものは削除され、新しいものに交換されますので、試験が終われば(自分がその試験を受けていなくても)、必ずチェックして、手に入れるようにしてください。後で、過去のものが欲しくなると、市販のものを購入しなければならなくなります。市販の過去問題は高額ですので、これをするだけでもコスパ最高です。

配点

配点については、先ほど書いたように、第一次試験では、リーディング、リスニング、ライティングは、ちょうど、3分の1に分けられます。これは、ライティングパートで高得点を取った場合、他のパートの点数が悪くても、それで補えることを意味します。また、これは、ライティングが解けないと、他のパートでかなり高得点を取らなければならないので、ライティングパートは重要です。

ライティングにおけるさらに詳しい採点方法について見てみましょう。公式サイトのものは、こちらです。

解答は、4つの観点で採点されます。観点ごとに0~4点の5段階で評価され、得点の満点は16点(4観点×4点)となります(CSEスコアの満点は550)。

  1. 内容 課題で求められている内容(自分の考えとそれに沿った理由2つ)が含まれているかどうか→次に解説しますが一番重要!
  2. 構成 英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか
  3. 語彙 課題に相応しい語彙を正しく使えているか
  4. 文法 文法的に正しい英文が書けているかどうか

つまり、次の点に注意することです。

  1. 自分の意見と、その理由を2つちゃんと書く。(これは簡単です。あとで解説します)→最重要!
  2. 接続詞などを上手く使って文章を流れ良くする。(これは簡単です。あとで解説します)
  3. 適切な単語を使う。(これは、単語学習あるのみ!)
  4. 適切な文法を使う。(ライティングで一番むずかしいところ)

ざっと、こんな感じです。

問題・試験時間

問題数

問題は、一問です。一問ですが、細かい配点方法は、先ほど書いた通りです。

試験時間

筆記試験の時間は、リーディングと会わせて、50分です。そのうちの約15分をライティングに使うのが妥当でしょう。これは、語句のミスをチェックする時間も含みます。それから、見直すということは非常に大事です。その時間を確保出来るように、十分に準備しておきましょう。

解答のルール

それでは、問題を見てみましょう。
ライティングパートでは、はじめに次の様に注意書きがあります。これらのルールを守ることは、極めて重要です。

  • QUESTIONについて、自分の考えと、その理由を2つの段落に分けて書く(これら3つの要素は必ず全部入れること)。
  • 語数の目安は、25語から35語です。(オーバーは良くない。足りないのは仕方ない)
  • 解答欄の外に書いたものは採点されません(これ絶対ダメ!解答用紙の枠内に書くこと)。
  • 解答がQUESTIONに対応していないと判断した場合は、0点と採点されることがあります(そもそも、全く関係ないことを書いてはいけないと言うこと)。

過去問題を検証

では、過去問題を見ながら、解答を分析します。次が、問題文(QUESTION)です。

QUESTION
Which do you like better, hot weather or cold weather?
あなたは、暖かい気候と、寒い気候どちらの方が好きですか?

次が、公式ページにある模範解答です。

I like hot weather better.(自分の意見。どっちが好きか)
First, I can enjoy swimming in the pool when the weather is hot.(理由1)
Also, I like to eat ice cream on hot summer days. (理由2)
 (以上、全部で29字)

 私は、暑い気候の方が好きです。(自分の意見)
 はじめに、気候が暖かいと、私は、プールでスイミングを楽しむことが出来ます。(理由1)
 また、私は、夏の暑い日に、アイスクリームを食べるのが好きです。(理由2)

以上の模範解答は、29字で解答されています。つまり、35字も書かなくても満点取れると言うことです。もちろん、模範解答は、満点の例です。

次に、一段目を見て下さい。I(わたしは)という単語以外は、すべて、問題文の単語を使っています。太字にしてあるのが、問題文と同じ部分です。はい、楽勝😊→第一段落の単語は、問題の単語を使い回しでOKです。

二段目と三段目は、一段目で選んだ解答の理由を2つ述べています。ポイントは、二段目のはじめにFirstと付けること、三段目のはじめにAlsoと付けること、これ覚えて下さい。毎回これを付けて下さい。

第二、第三段落目も慣れれば問題ないのですが、これに関しては、次に紹介する問題集を一通りやって、自分なりの例文を作るのが一番です。

問題集

一番の問題集は、過去問題。後は、次の旺文社の問題集で補うのがいいでしょう。どちらの問題集を使う場合も、解答例は、完璧なものになっていますので、それを見本に、自分で簡単な文を作ってみましょう。けっして、問題集の模範解答より複雑なものを作らないで下さい。自滅します。

では、がんばってください!!!