Webマーケティングの基礎から応用まで【初心者】
今回は、Webマーケティングとは、なんぞや??
この点で、基礎から応用までを解説します。
少し長いですがお付き合い下さい。
もくじ
Webマーケティングとは何か?
Webマーケティングとは、インターネットを使って、集客することです。
Webマーケティングの目的とは
Webサイト作成の目的は、ざっくり2つに分けることが出来ます。
- 名刺代わり
- 店舗代わり
名刺代わり
ビジネスのやり取りのために作成したサイトです。B to B(企業間のやり取り)と言われるものです。「企業の看板」みたいなものです。「サイト有りますよ〜」という感じで、実働はしません。
店舗代わり
AmazonなどのECサイト(イーコマース=電子商取引)や、ブログです。ネット上に店舗をかまえ、そこで、ユーザーを商品購買に誘導したり、人材募集などにも使われたりします。実働するサイトです。
Web集客に向いているサービスとは
脱毛、育毛、体臭、老化など、コンプレックス系の商品は、Webで売れやすいです。理由は簡単です。「人に知られたくないから」。
一方で、地域が限定された商品はWebに向いていません。
例えば、「神奈川県○○市の進学塾」とかです。
このような場合は、ネットで探すより、直接行って説明を聞くか、近所の噂を聞いた方が早いです。
Web集客はコスパが良い
コストパフォーマンス、つまり、費用対効果がいいです。
ユーザーがネットで検索する時は、すでに目的が決まっています。たとえば、ラーメン オススメ
と検索した時は、すでに「ラーメンを食べたい or 買いたい」が決まっている場合がほとんどです。
テレビは、ぼーと見ていても広告が目に入ってくる仕組み(受動型)ですが、ネットの場合は、ユーザー自らがその商品を探しに行く(能動型)ので、ネットの方が売れやすいです。
Web集客の種類は5つ
ネットでの集客方法は大きく分けて5つあります。
自然検索からの流入
例えば、プログラム 独学
と検索すれば、多くのサイトが出てきますよね。その中で上位を取れば良いだけです。言うのは簡単ですが、結構大変です…
しかし、上位を取れれば、そのサイト/ブログの閲覧者数は大きく増え、その中で紹介された商品の販売率もグッと上がります。
有料広告からの流入
最近では、GoogleやYahooで検索すると、記事よりも「広告」が上位に出てきます。これは、「Googleなどが好意的に上位にしている」または、「検索率が高い」わけではありません。GoogleやYahooに広告費を払って上位にしています。ですから、さきほどの自然検索流入でこの位置に来ることは出来ません。
ちなみに、広告費を払っても、売り上げが上がる保証はありません。
SNSからの流入
Facebook、TwitterなどのSNSに広告を貼って商品を売る方法です。
ただし、やり方を間違えると、ステルスマーケティングとなり、禁止行為となります。
ステルスマーケティングとは、ステルス(隠れて)マーケティング(売る)、つまり、売る目的を隠して、あたかも自然にSNSで売る手法です。この定義は難しいのですが….
外部サイトからの流入(被リンク)
Facebook、Twitter→ブログに
例えば、ブログにTwitterのアカウントを貼っておいて、そこへリンク(移動)させることです。
ブログに1日2000人の訪問者あり、そこにリンクを貼っておけば、訪問者の内の何%の人は、SNSも見てくれる可能性が上がりますよね。
つまり、ブログ客をSNSに流し込む手法です。
直接流入(お気に入り・ブックマークなど)
これは、もっとも安定した流入です。
自分のサイトが、「お気に入り」「ブックマーク」されているということは、すでにファン/顧客がいるということです。
しかし、これもハードルが高く、芸能人やインフルエンサーになると可能ですが、初心者にはほぼ無理です。
各集客方法のメリット・デメリットを比較
メリット | デメリット | |
自然検索流入 | 資産になる | 即効性がない |
有料広告流入 | 即効性がある | 資産にならない・売り切り |
SNS流入 | 無料・お手軽 | 売上に繋がりにくい |
外部サイト収入 | 全体的な収入が見込める | 複数を同時に運営しなければならない |
直接流入 | 固定客がつく | 初心者には難しい |
こんな感じですね。
どれにも、メリット・デメリットはあります。
初心者に、オススメなのは、ブログ(自然検索流入)とSNS流入ですね。
理由は、お金がほとんどかからないから。
自然検索流入の増やし方(SEO対策)
ここからは、各集客方法を見ていきましょう。
まず、自然検索による流入の増やし方です。
それは、検索を上位にする技術SEOが必要となります。
SEO対策は3つです。
- その1:内部対策:キーワードを、的確に使う
- その2:外部対策:被リンクしてもらう
- その3:質の良い記事を増やしていく
その1:内部対策:キーワードを、的確に使う
これは、SEOの基本ですが、
例えばプログラム 独学
と検索すると、以下の検索結果が出てきます。
これは、上位3サイトなのですが、すべてのタイトルに、プログラム
と独学
が入っていることが分かりますね。
このように、ユーザ-が求めているキーワードを必ず使いましょう。
その2:外部対策:被リンクしてもらう
今度は、でっかい背中に乗っかる方法です。
外部対策で一番簡単な方法は、「寄稿」です。
大手サイトに寄稿し、自分の記事を載せてもらい、自分のサイトに誘導する方法です。
以下の記事を参照下さい。
» SEO対策|検索上位表示の方法は「寄稿」への発想転換
» ホームページへの流入経路の1つ「寄稿ができる大手サイト」5選
その3:質の良い記事を増やしていく
いうまでもなく、SEO対策で一番大事なのは、記事の内容(コンテンツ)です。
結局のところ、記事の内容が良ければ、読んでくれるし、SNSで拡散、被リンクの増加につながります。
質の良い記事を作り続ける。
シンプルですが、これが一番のSEO対策です。
有料広告からの流入の使い方
有料広告は、リスティング広告や検索連動型広告と呼ばれるものです。
簡単に言うと、Googleさんと、Yahooさんに、お金を出して広告を貼ってもらうことです。
GoogleとYahooどちらがいいか
ぶっちゃけ、どちらがいいとは言えません。
やってみないと分かりません。
ただ、両サイトを使う人の違いは、パソコンを買った時、初めから設定されていたからYahooを使う人、ちょっと凝りたいから、設定を変えて固定の検索サイトをGoogleにしている人の違いでしょうか。
そういう意味では、ITに詳しい人が、Googleを使う傾向が大ききかも。
リマーケティング(リターゲティング)広告とは
1度サイトに訪れた人を追跡する広告です。
例えば、Amazonや楽天で、シューズ
を探した時、そのシューズ
の広告が、画面の下とかに出てきたりしませんか?
それがリマーケティング広告です。
Google AdSenseとかも、この手法ですね。
SNSからの流入を増やすには
SNSからの流入は、お金はかかりませんが、ぶっちゃけ高度です。
その理由は、そもそもSNSを見る人は、商品を買うために見ていないからです。
大体は、友達の近況を知ることや、有名人のコメントを見るためにSNSを訪れます。
SNSからの流入はどの媒体が一番良いか
やはり、Twitterでしょうね。
Facebookは、友達間の情報交換をするという面が強いです。
InstagramやTikTokは、広告を貼るのに向いていません。そもそも、画像を見るために訪れますから。
外部サイトからの流入(被リンク)を増やす方法
メルマガ広告
メルマガは、ほとんどにインフルエンサーがやっています。
有名なのは、
サイトを見ていると、メルマガ登録の文章を見かけることがあると思います。
そこにメールアドレスを入力してもらうことで、見込み顧客のリストが手に入ります。
ですから、サイトが育ってくると、記事内にメルマガ登録フォームを作っておくと○ですね。
メルマガ配信で覚えておくことは、ステップメールです。
ステップメールとは、ある時点(初回登録日)を起点として、あらかじめ準備していた複数のメールを、スケジュールに沿って、順次配信する仕組みのことです。
日本国内にも有名なサービスは多くありますが、けっこうお金がかかるので、サイトが育って、ある程度、収入が安定してから、始めると良いです。
格安の海外サイトだとMail Chimpがあります。
アフィリエイト広告
これは、個人ブログでは定番の広告方法です。
完全成果報酬型広告です。
つまり、商品が売れた場合にのみ報酬が発生します。
「商品が売れた」と言っても、報酬成立には、無料相談、資料請求、口座開設といったような、さまざまなジャンルがあります。
アフィリエイト広告は、以下のサイトに登録した上で、そこで企業と提携する必要があります。
審査がありますので、落ちる場合もあります。
定番のASPサイトを挙げておきます。
これらに登録しておけば、心配いりません。
登録はすべて無料です。
キュレーションサイトの利用
キュレーションサイトとは、まとめサイトです。
例えば、「オススメ夏のスポット○○選」とかもこのジャンルです。
いろいろな情報をまとめて記事にします。
» 参考:キュレーションサイトとは?成功事例5選はどういったマネタイズ?
ちなみに、有名なキュレーションサイトNaverまとめは、2020年9月30日でサービスが終了しています
» 参考:なぜNAVERまとめはサービス終了したのか!?SEO視点で調べてみた
動画広告(Youtube広告)
言わずと知れたYouTubeです。
ネットの速度が高速化し、YouTubeは爆発的にヒットしました。
いまでも、多くのユーザーを持つサイトは、月何千万という収益を上げています。
広告自体も、静止画広告よりも、動画広告の方が高単価です。
直接流入(ブックマーク)を増やす方法
直接流入は、個人サイトの場合、ブックマークやお気に入り登録してもらうのが通じですが、
企業サイトの場合、フォード講読してもらうものアリです。
フォード講読は、RSSとも呼ばれます。定番ツールはfeedlyです。
feedlyで、お気に入りサイトのURLを登録しておくと、そのサイトが更新されるたべに通知が届きます。
Web集客3つの方法
- Webマーケターを雇う
- コンサル会社に委託する
- 本・セミナーでの独学
1つ目と2つ目は、どちらからというと企業向けです。
もちろん個人でしても良いですが、お金もかかるので、初心者はやめておいた方がいいです。
3つ目は、個人で出来るものです。
Webマーケターを雇う
先ず可能ですが、高額です。
探し方も難しく、転職サイトとかに登録して探しても、そのようなサイトに登録している人は、スキルが高い人は少ないです。
そもそも、オファーがいくらでも入る人は、転職サイトに登録しません。
では、どうするか?
Webマーケターの勉強会などに参加して探すしかないですね。
これも、これで、目利きの能力がいるので、初心者にはかなりハードルが高いです。
コンサル会社に委託する
お金があるなら、これが王道ですね。
企業名 | 得意分野 | 地域 |
バズ部 | SEO | 東京 |
フェレット | SEO | 東京 |
ウェブライダー | SEO | 京都 |
LISKUL | リスティング | 全国 |
アナグラム | リスティング | 全国 |
マナブさん | SEO | リモートのみ |
本・セミナーでの独学
本やセミナーで勉強することは大事ですが、
一番近道は、稼いでいる人から学ぶことです。
私の場合は、マナブさんです。
自分で書きつつ、マナブさんのノウハウを学んでいます。
この理由は簡単です。
マナブさんは稼いでいるから
まとめ
すいません。
長くなりましたが、Webマーケティングで一番重要なのは、記事を増やすことです。
質と量を考えた時、初心者がやるべきことは、「量」の一点です。
書きまくって収益が上がらないと、自然に「書いている記事まずいのかなぁ」と考えるようになり、「質」も上がってきますから!
というようなところで、良いWebマーケティングLIFEを!!