日常英会話をビジネス英会話に変える術
日常英会話からビジネス英会話に進むステップって、
めちゃ遠いと感じませんか?
でも、実は、日常英会話を少し変えるだけで、ビジネス英会話が成り立つのです。
今回は、そこらへんを深掘りして行きたいと思います。
もくじ
英会話はスピードが大事
Time is money.
「時は金なり」
ですよね。
いや〜、ほんと最近思います。
歳を取ると特に(汗)
日本語でもそうですが、英語でも、
会話のスピードによって、相手に与える印象がずいぶん変わります。
つまり、時間はとても大切です。
結論から言うと、
1分あたり、15文ぐらいが、会話でちょうどいいスピードです。
逆に、1分あたり、22文を越えると、早すぎて会話が成り立ちません。
ここでいう「1文」は、「節」も含みます。
例えば、
It was raining, when I went to the bank, so the contact got a little wet.
私が銀行に行った時、雨だったので、契約書は少し濡れてしまいました。
この文だと、カンマで区切られて、それぞれ主語と動詞があるものを数えて、3文とカウントします。
これを1分間、15文話します。
この場合だと、3倍ですね。
結構、ハードです(笑)
日常英会話をビジネス英会話に
ビジネス英語は、日常英会話の他に、新しく覚え直さなければならないと思っている人がほとんどでしょう。
May I have water? 「水をください」の May I have を利用して、
May I have the original copy?「原本をください」にします。
こんな感じで、日常英会話に、ビジネス単語を入れていくだけです。
それから、こんな言葉も、
- We:弊社(へいしゃ)
- You:御社(おんしゃ)
- They:先方(せんぽう)
でOKです。
こんな感じ。
I’m sorry, but we don’t have that product.
「申しわけありませんが、弊社ではその商品を取り扱っておりません。
Do you have a branch in Asia?
「御社はアジアに支店をかまえていらっしゃいますか?
Would like…「〜していただきたい」
I want ではなく、I’d like…を使いましょう。
I want は、「してほし〜!」って、だだをこねているように聞こえますから避けた方がいいです。
- We’d like more time. 「もう少し時間をいただきたいのですが」
- We’d like the payment by March. 「3月までにお支払いをお願いしたいのですが」
- We’d like to order 10 for now. 「とりあえず10個発注したいのですが」
businessは便利な単語
ビジネスだけに、businessという単語はメチャ使えます。
- Business is good/ bad. 「経済・経営状態がいい/ 悪い」
- do business with~ 「〜と取引がある」
- ~ is good for business 「〜によって繁盛する」
- This is business. 「仕事だからわりきらなきゃ」
ビジネス英会話で丁寧に伝える方法
What‘s your name? 「名前は?」
って、言うより、
May I have your name? 「お名前をお伺いしてもいいですか?」
の方が丁寧ですね。
May I have 「〜してもいいですか?」は、めちゃ使えます。
他にもより丁寧になる会話を紹介します。
返信をお待ちしています。
× I’m waiting for your reply.
○ I’m looking forward to your reply.
もう一度言って頂きますか。
×Again, please.
○Would you say that again, please?
(決まりなどで)〜しないとダメです。
×You have to~. / You must ~.
○We have to~.
〜をおすすめします/ 〜したほうがいいです。
×You should~.
○You might want to~.
おいくらですか?
×How mutch?
○May I ask how much this is?
お名前を教えていただけますか?
×What’s your name?
○May I have your name?
少しお待ちいただけますか。
×Please wait.
○Just a moment.
やっぱ、May I 神ですね。
電話の応答は初めが大切
日本人あるあるですが、わかってないのに、分かったフリをする。
そのまま話が進んで、「こいつ、わかってないな」という印象を与えて終わり。
これを避けるためにも、
May I? 「ちょっといいですか?」
Just a moment. 「ちょっと待って下さい」
で話を止めましょう。
他にも分からないことがあったら、
- Would you say that again?
「もう一度言っていただけますか」 - Would you explain the first part again?
「最初の部分をもう一度説明していただけますか?」 - What does that mean?
「その意味を教えていただけますか?」
と聞きましょう。
で、電話ではじめに、
What time is it there?
「そちらはいま何時ですか?」
って聞けばOKです。
大体は、時差ありますから。
同じ、外国で働いていると無理ですけど。
まとめ
いかがでしたか。
ビジネス英会話っていっても、日常英会話をちょっとかえれば、うまく応用出来ますね。
では、最後に参考にした本を紹介します。
では、良いスピーキングLIFEを!