Tendai Taishi Written by Seimin Kimura

英会話の形容詞の使い方は簡単!【初心者】

English Speaking

英会話で必要な最低限のスキルは、

  • 動詞を使って会話ができること
  • 形容詞を使って会話ができること

この2つです。

つまり、動詞と形容詞の使い方が分かれば、会話は成り立ちます。

ということで、今回は、形容詞に重点を置き、解説していきます。

もくじ

「普段のこと」と「今のこと」は同じ表現

まずは、根本的な問題、

形容詞には「be動詞」が必要です。

主語 + be動詞 + 形容詞

形容詞の文は、このように出来ています。

簡単でしょ。

I’m Japanese.「私は日本人です」

1度は、使ったことがあると思います。

これらは、「普段のこと」です。

「今だけ日本人」というような、と「特別な時だけ日本人」ってことは無いですよね。

だから、「普段のこと」は、ただ現在形で表現します。

では、「今のこと」は?

例えば、「私はお腹が空いています」は、「今のこと」を表現していますが、

「今のこと」も現在形でOKです。

こんな感じ。

I’m hungry.「私はお腹が空いています」

主語に合わせて、be動詞を変える

あとは、主語に合わせて、be動詞を変えるだけ。

  • I’m
  • Yo’re
  • We’re
  • They’er
  • He’s
  • She’s
  • It’s

「未来」の表現

「未来」の表現は、

I’m going toに、 be動詞を付けます。

I’m going to be busy.「忙しくなりそう」

こちらも、主語が変われば、be動詞を変えてください。

He’s going to be surprised.「彼は驚くだろう」
She’s not going to be angry.「彼女は怒らないだろう」
IS it going to be sunny tomorrow?「明日は晴れるだろうか?」

「過去」の表現

「過去」の表現も、主語が変われば、be動詞も変わるのは同じです。

ただし、「過去」は、be動詞が過去形になります。

法則はいたって簡単です。

  • I, He, She, It なら was になる。
  • You, We, They なら were になる。

たったこれだけです。

be動詞が、beingになる進行形の表現

結構混乱するのが、be動詞が「I’m being」と進行形になる場合です。

現在進行形ですから、真っ最中ってことになります。

He’s kind.「彼は優しい人だ」(普段)
He’s being kind.「彼は今、優しくしてくれいる」(今)
I’m lazy.「怠け者だ」(普段)
I’m being lazy.「今日は、怠けている」(今)

じゃあ、全部の形容詞が進行形になるの?

いえ、違います。

実は、簡単、

これらの進行形を使うのは、「性格」に関することだけです。

I’m careful.「私は、用心深い」
I’m being careful.「今、気を付けている」
She’s selfish.「わがままな人だ」
She’s being selfish.「今、わがままを言っている」
He’s stupid.「頭が悪い」 ←これ結構失礼(笑)
He’s being stupid.「今、バカなことをやっている」
You’re naive.「世間知らずな人だね」
You’re being naive.「今やろうとしていることは、考えが甘いよ」

日本語に引きずられずに、簡単な英文をつくる

最後に、お伝えしておきたいことがあります。

日本語と英語は、違う言語であることを理解して下さい。

私たち日本人は気付いていないですが、日本語は英語より、表現の仕方がずっと細かいです。

例えば、次の日本語の会話、

「失礼なことを言わないで!」
「失礼なことをしないで!」
「失礼な態度をとらないで!」

これらは、みんな、英語だと、

Don’t be rude.

で、終わりです。

次も同じです。

「ネガティブになっている」
「ネガティブなことを言っている」
「ネガティブに考えている」

これらの日本語も、

She’s being negative.

です。

ちなみに、この文は「性格」に関わる事なので、進行形になっていますね。

まとめ

いかがでしたが?

私たちが、日本語で複雑に考えていた英文、

実は、簡単に作ることが出来ると気付いたはずです。

形容詞の表現は、日常英会話で、たくさん使いますので、ぜひ身に付けて下さい。

最後に、参考にした本を紹介します。

おすすめです!

では、良いスピーキングLIFEを!