今やるべき事は何か【大学生】
人生において、大学生活が終わればもう社会人になるだけです。
また、大学院に進み、研究職に進む人もいると思います。
そこで、大学生活では、何をするべきでしょう?
もくじ
自分の人生の長さを考える
まずは、自分の人生の長さを考えてみてください。
すでに、高齢化社会が進み、私たちの寿命は、100年になってきています。
これまでの社会では、学生・社会人・年金生活の3つの段階で人生を送ってきました。
- 学生(6才〜22才)
- 社会人(23才〜60才)
- 老後(60才〜70才・年金生活)
昔は、社会人生活を、60才で終え、残りの約10年間を老後の年金暮らしに当てていました。
つまり、それまで働いたお金(貯金や年金)で、残りの人生を過ごします。
しかし、現在では、長寿化が進み、80才、90才を越える人がますます増えています。
これは、60才までの社会人生活で、老後の蓄えを昔よりも、2倍、3倍としておかなければ生きていけないことを意味します。
- 人生約70年:退職後の生活は10年
- 人生約90年:退職後の生活は30年
約40年の社会人生活で、老後30年の蓄えをすることは、非常に困難です(働く期間と老後の期間がほぼ一緒)。
つまり、昔の人生3段階生活から、60才退職後に、もう10年や20年、働かなければならない第4段階の生活が待っています。
前半の60年間で、老後の資金何千万円も蓄えることが可能な人は別ですが。
- 学生(6才〜22才)
- 社会人1(23才〜60才)
- 社会人2(60才〜80才)
- 老後(80才〜・年金生活)
ここで言いたいのは、大学生活では、これらの4段階の人生を見据えて、
学生時代の内に様々なスキルを身につけていることが必要だということです。
なぜなら、大学生は、社会人に比べて圧倒的に時間の余裕があるからです。
もちろん、4段階人生だと、社会人になっても、様々なスキルを付けていないと、「社会人2」で仕事がありません。
1つの例として、社会人2では、肉体労働はかなり困難ですので、
頭を使う仕事に就くスキルが、必要となってきます(「教える」とか自宅でできる仕事とか)。
「お金稼ぎ」の仕組みを感じ取ること
自分で稼いだことがある人 と ない人では、人生の幸福度が大きく変わります。
いつでも、自分で稼げるように、大学生の内に、様々な可能性を探しましょう。
なぜ、大学生活でやるかというと、理由は簡単です。
時間があるからです。
タイプ別、お金を稼ぐこと
お金を稼ぐには、いろいろな方法があります。
まずは、経営者です。人を雇ってお金を稼ぎます。
次に、弁護士やカウンセラーなどの職業です。
次に、ブロガーなどのフリーランス。
次に、時間を売って稼ぐ人。
まず、経営者は、自分が働かなくても、従業員が働くことで収入を得ます。その引き換えに、会社が倒産した時など、全責任を負う必要があります。
弁護士などは、一件の仕事につき、いくらで報酬を得ます。この仕事は、高収入を得ることが出来ますが、ストレスが多いのと、顧客の人数が限られてきます(弁護士が相手できる人数は限られている。例えば、ひと月に500件の案件を扱うのは無理)。
フリーサンス、特に、ブロガーやユーチューバーなどは、ネットを通して、不特定多数の人(何十万人にでも)に発信できる点は、夢が有るでしょう。
最後に、時間を売って働く人です。これは、サラリーマンから、アルバイト、契約社員、多くの人がこの分類に入ると思います。
- 経営者:人を使う→お金持ち
- 弁護士:顧客に眼界がある→ややお金持ち
- フリーランス:自営業→大金持ちか、チョー貧乏
- サラリーマン・パート:時間を売る→普通
お金持ちになるにはどうするか
「時給労働」から抜け出すことです。
パートタイマーの人だけと思われがちですが、実は、サラリーマンもこの部類に入っています。
例えば、サラリーマンは、9時から5時までのように、決められた時間を働くことで、固定給が貰えるからです。否定するわけじゃないですが、効率的とはいえません。
サラリーマンの方を馬鹿にしているつもりはありません。
立派な仕事ですし、そのような方は、「副業をどうするか」という意味でこのブログを読んでください。
サラリーマンの平均年収は、30代で420万円です。
労働日数は240日、1日8時間+1時間残業と考えると、労働時間が2,160時間。
つまり、時給は1,944円となります。
私は、時給で家庭教師をしていたことがありますが、中学生を教えて時給1,800円です。
どうですか?サラリーマンが魅力的に感じますか?
一方で、経営者やフリーランスといった、自分でお金を稼ぐ層はもっと自由な時間とお金を持っている場合が大半です。
1日3時間労働で、年収一千万越えなんかは、たくさんいます。
その為には時給労働(つまりサラリーマン的な生き方)から脱して、経営者やフリーランス的な「時給で稼ぐのではない」働き方を見つける必要があります。
サラリーマンを完全否定しているわけではありません。
私が言いたいのは、時間労働から抜け出せるスキルを、学生時代から、付けておくことをおすすめしています。
全員が経営者やフリーランスを目指す必要がありませんが、今は、政府も副業を後押しする時代ですので、学生時代からその準備をしておくことが良いと思います。
具体的に、何をすればいいか
自分のスタイルを決めつけない
「学生時代にスキルをつけろ」といわれても、何から手を付けていいか分からないですよね。
まずは、「自分の関心はこれだ」と決めつけない。つまり、「自分はこれが好きなんだ」と決めつけないことです。
共通意識のあるコミュニティから脱却する
あなたの友人や気の合う人は、あなたの考えとよく似ています。
あなたが影響を受けることもあれば、あなたが影響を与える場合もあると思います。
そして、そこには「共通性」が生まれます。
これを一度ぶち壊してみてはどうでしょうか。
例えば、海外に出てみれば、共通性を持った仲間はいません。
年齢も、国籍も、文化も異なる人たちと交流できます。
そのことによって、新たな発見ができるでしょう。
まさに、世界は広い。
その経験を容易に出来るのは、大学生です。
行動せよ
「行動」は、重要です。
行動によって新たな出会いが生まれ、その人に興味を持つ。
その人は、あなたに、また新たな出会いを生んでくれることもあるでしょうし、
また、新しいにコミュニティーに参加してみてもいいです。
私の場合は、35才で退職し、大学院に進みました。そして、今、ブロガーとして頑張ろうとしています。
ブログを始めるに当たって、マナブさんのサイトをみるようになり、Webマーケティング、プログラミングの勉強を始めています。
そんな私の本職は?
お坊さんです(笑)
プログラミングとお坊さん繋がります?(笑笑)
しかも、私は、46才のおっさんです。
あなたは、まだ18才の大学生ですよ。
この年の私でも、100年人生を見据えて、新たなスキルを身につけようとしています。
SNSで腕試し
今は、SNSのフォロワー数で企業から評価され、広告依頼が来る時代です。
SNSで5,000人くらいのフォロワーがいれば、かなり強みでしょう。
フォロワー=顧客
と考えて下さい。
フォロワーを増やしてみましょう。
営業能力やビジネスのノウハウが分かってきます。
学生時代にこういったノウハウを体感しておくと、後に必ず役に立ちます。
企業はこういったノウハウを持つ人材を重宝します。
つまり、「消費者視点が分かる人」です。
これらの情報発信には、先ほど言った、新しいコミュニティーに入ることなどが生きてきます。
また、現代においてフィンテックは必須知識なので、そのような本を読みましょう。
FinTech(フィンテック)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語です。
大学生ならAmazon Prime Studentに入るべきです。Prime Student会員なら1,000冊以上の本・マンガ・雑誌が+0円でお楽しめます。
月額250円です。安っす!
しかも、初回6ヶ月は無料。
ようは、本を読むことは大事だということです。
自分への投資は必須
海外に行ってお金を使うことも自分への投資です。
本を買って勉強するのも自分への投資です。
英会話スクールに通うのも自分への投資です。
これらの投資から得られるものは、「経験」です。
「経験」は、同じ「経験」を得た人に、売ることが出来ます。
直接商品を売るのでは無く、「経験」を売ります。
それは、成功談でも失敗談でもいいです。
今このサイトを見ているあなたは、「他人の経験」を買いに来ているでしょう?
そして、的確なアドバイスをしてあげると、「信頼」を得ます。
「信頼」を得ると、相談者は、その人をすべて信用します。
これは、「信頼」を得て、高い壺を売ったら良いと言っているのではありません。
のプロセスをお話ししています。
ちなみに、悪いことを考えても(つまり、高い壺を売る)、「信頼」を得ることはできません。というか、長続きしません。すぐ「悪評」が出て、さよならです。
さいごに
長くなりましたので、最後に、次のことを心がけて、大学生活を送ってください。
- インプット : 読書をする。違うコミュニティーに飛び込む。とにかく行動!
- アウトプット : SNSでどうやったらフォロワーが増えるかを考えながら書いてみる。ブログを書いて発信する。
これだけで、大学生活で、かなりのスキルが身につきます。
いや、ほぼ完成するかも。
ホリエモンさんの本は、参考になりますよ。
では、また