英検2級の合格率は?【徹底分析】
英検準2級、2級は、多くの方がはじめに挑戦されることが多い級です。私も準2級から受験を始めました。受験するに当たって、一番はじめに気になるのが合格率です。しかし、合格率というのは、全体の何パーセントが受かるかということを示すものですが、実のところ、準2級を受かってなければ、2級を受ける資格が無いというような決まり事はありませんので、あまり当てにならないということも出来ます。つまり、2級受験者がすべて準2級以上の実力保持者ではないのです。
でも、やっぱり合格率は気になる!ところですよね!
もくじ
2級の合格率は?
残念ながら、2級の合格率は、2016年以降公表されていません。過去の合格率は、一次試験(リーディング・リスニング)が約34%、二次試験(面接)が80%となっています。一次試験を突破できれば、ほぼ二次試験は通ると考えて問題ないでしょう。また、この数字は、準2級の合格率とほぼ変わりません。というか全く一緒です。先ほどもお話しした通り、そもそも2級の受験資格の取り決めはありませんので、誰でも受験可能ですので当てにならないといえば、当てになりません。例えば、5級レベルの人が、おれはいけるぜー!といって受けることも可能です。ただし、絶対受かりません。この人も合格率の一部として計算されます。では、マークシートを適当に記入して、まぐれ合格することはあるのでしょうか?マークシートであっても、合否システムはちゃんとなっており、当てずっぽうでは受からないようになっています。したがって、合否基準が、どのように変わろうとも、自身がそれよりもどれくらい低かったか、どのパートの点数が低かったかによって、次回その部分を勉強して、修正するしかありません。
採点方法は?
合格率について言ったように、採点方法についても余り深く考えても意味はありませんが、現在の採点方法は、CSEスコアによって示されます。何かよくわからない計算方法ですが、これは、各級の満点はいくつと表記するのではなく、5級から1級までが、同じ枠の中で表示されます。ここまで聞いても、よくわかないでしょう。ただ、2級の合格点は、1,520点(満点は1,950点)と覚えて下さい。よくわからないので。
それで、その内訳が、リーディング(650点)、ライティング(650点)、リスニング(650点)で、合計1,950満点(2級の範囲では)というわけです。それそれのパートに合格ラインがあるかというと、ありません。また、リーディング650点、ライティング650点、リスニング220点(これが極めて低い点数)の計1,520点でも合格です。CSEについて詳しく知りたい方は、公式サイトを見て下さい。
適切な学年は?
それでは、受験するのに適切な学年はどれくらいでしょう?公式サイトによると、2級は高校卒業レベルです。恐らくこの基準も適切で、高校の教科書を普通にこなしていれば、受かります。一つの目安として、どれぐらいの単語を覚えれば良いかというと、約5,100語です。小学生の英語授業が実施されるようになりましたが、そこでは600語程度覚えるとされています。この単語数ですと、英検では5級が対象になります。かなり厳しいですね。中学卒業時ですと、約2,100時を修得されると言われてますから、中学英単語+2級分英単語(およそ2倍以上)を勉強すれば、中学生でも合格は十分可能です。しかし、現実的に厳しいです。やはり、学生中に合格するには、高校生に入って、十分実力がついてから受けるのが無難ですね。社会人については、学生時代英語がダメでも、本気で半年がんばれば、受かります。それは、大人の場合、英語だけに集中出来る環境を作ることが出来るからです。学生時は、どうしても他の教科の勉強も強いられますから。
これらを考えると、2級を受けるの適した学年は、高校半ば頃から、大学生、成人が適切であると言えるでしょう。
ぜひ、挑戦してください!!