仮想通貨5選【仮想通貨は無数にあります】
仮想通貨は、何種類あるの?
ビットコインは聞いた事あるけど…
これから伸びるビットコインってあるのかな?
そんな疑問にお答えします。
もくじ
仮想通貨の種類は数7,000以上
現時点(2022年2月時点)で、仮想通貨は7,000種類以上あると言われています。
しかし、この数字も毎日増え続けており、10,000種類以上の仮想通貨が出てくるのは時間の問題でしょう。
理由は、誰でも作れるから
日本円は、日本銀行が発行します。
仮想通貨に、このような行程はありません。
仮想通貨は、プログラムで動いており、そのコードは無料で公開されています。
コードを無料で公開しているシステムは、オープンソースと言います。
オープンソースは、誰でも開発に参加出来る状態です。
また、大半の仮想通貨はオープンソースです。
下記がビットコインのオープンソースです。
» Bitcoin Core integration/staging tree
「え!?コード公開したら、コピーされますよ!!」と、思いますよね?
残念ながらこの発想は、かなり時代遅れです。
プログラミング界隈では、オープンソースなんて普通です。
つまり、コード自体に価値はありません。
このサイトのコードも公開されています(オープンソース)。
誰でもビットコインを作れるけど、そのビットコインに価値はない理由
仮想通貨は、誰でも作ることが出来ます。
なぜなら、仮想通貨はオープンソースで、コードが無料公開されているからです。
では、もし仮に私が、ネオビットコインという仮想通貨を作るとして、それに価値があるのか?
残念ながら、価値は限りなくゼロでしょう。
その理由は、私が作ったネオビットコインは、市場で交換されていないからです。
仮想通貨は、「交換」「売買」など、使われて初めて価値が認められます。
つまり、コインとして存在しますが、価値はない。
言い換えれば、「存在するだけ」です。
定番の仮想通貨【5選】
ということで、その無数にある仮想通貨の中で、価値あるものがあります。
その5種類を紹介します。
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
とりあえずこの5つを覚えておけばいいです。
では、順番にみていきましょう。
ビットコイン(BTC)
仮想通貨といえば、これです。
知らない人はいないと思います。
2008年に、サトシナカモトという人が論文を発表したことから、世の中に認知されました。
現在では、仮想通貨 = ビットコインと認識している人がほとんどと言っていいでしょう。
2017年には、1BTC10万円以下だったのもは、現在(2022年)は、500万円まで価値を上げました。
まだまだ上がるでしょう。
そのようなことで、2017年に高騰したビットコインですが、同時に利用者が急増し、ビットコインの処理できる取引量のキャパシティが限界に達し、送金の大幅な遅れ、手数料の高騰が見られるようになります
そこで生まれたのがビットコインキャッシュです。
ビットコインキャシュ(BCH)
ビットコインから、のれん分けして出来た仮想通貨がビットコインキャッシュです。
BCHと呼ばれます。
ビットコインキャッシュの誕生によって、送金時間と送金手数料は大幅に軽減されました。
ただし、今もやはり、ビットコインの価値は不動です。
ビットコインキャッシュ | ビットコイン | |
送金時間 | 約3分 | 約15分 |
送金手数料 | 数円〜数十円 | 数百円〜数千円 |
イーサリアム(ETH)
ビットコインは超定番ですが、イーサリアムは、今後もっとも注目される仮想通貨です。
なぜなら、イーサリアムは、なんといってもNFTの通貨として使われています。
また、イーサリアムは、スマートコントラクト機能を備えた分散型アプリケーションプラットフォームです。
例えば、iPhoneのアプリを作れると考えください。
イーサリアム上で使われる通貨はEther(イーサ)といい、イーサリアムを利用する際にかかる手数料をGas(ガス)と呼ぶのも特徴的です。
ちなみに、スマートコントラクトとは、自動販売機でコーラを買うようなものと考えてください。
自動販売機では、利用者が商品ごとに決められた額のお金を入れることで、自動的に売買契約が成立しますよね。
それと同じ原理です。
少し、ややこしいので、気になる人は次の本を読んでみてください。
とにかく、イーサリアムは、ビットコインに継いで、今後一番注目される仮想通貨です。
リップル(XRP)
リップルは、国際送金に特化しており、300以上の金融機関によって利用されています。
また、送金速度が速く、送金コストも低いという特徴があります。
リップル社の発表によると、リップルの送金速度は3.3秒であり、送金にかかるコストは0.0004ドル(約0.05円)です。
特にビットコインと違うところは、リップルは中央集権であり、リップル社が管理をしています。
しかし、ビットコインは中央での管理者がいません。
国や金融機関としては、中央管理者がいた方が、税金をとりやすので、300以上の金融機関が利用しているのも頷けます。
また、ブロックチェーンを使用していないところも特徴ですね。
いずれにしろ、注目すべき仮想通貨です。
ネム(XEM)
本で大きな盛り上がりを見せているのがネム(NEM)です。
ネムを取引する際はXEMという単位が使われます。
ネムが流行っている理由は、その背景にテックビューロ社があります。
テックビューロ社は、Zaifという大手の仮想通貨取引所を運営しており、COMSA(コムサ)というICOで大成功を収めています。
「ICO」とは、「イニシャル・コイン・オファリング」の頭文字です。企業がトークン(Token)という仮想通貨ベースの電子金券を発行し、投資家はそれを仮想通貨で出資して買います。
このICOでは、最終的に時価9000万米ドルを越える資金を集めました。
テックビューロ社が販売するプライベートブロックチェーン製品「mijin」(ミジン)により、トークンの内部勘定・一括管理環境が提供されています。
といった感じで、日本の仮想通貨界隈を盛り上げているテックビューロ社ですが、そのテックビューロ社が開発しているmijinというプロダクトがあります。
このソフトウェアを動かすのに、ネムが使われています。
つまり、このソフトウェアを使おうとすれば、ネムが必要なので、自然とネムの価値が上がります。
仮想通貨は少額から出来る
仮想通貨は、莫大なお金が動くというイメージですが、そうではありません。
まずは、3万円ぐらいから始めましょう。
どの通貨を、どれくらい買えばいいのか?
ビットコインとイーサリアムが固いですね。
ビットコインは、結局、安定しているので、初心者の投資先としては安心ですね。
はじめは、1万5千円ずつでいかがでしょうか。
仮想通貨自体は簡単に買えますので、まずはCoincheckに登録がおすすめです。
さいごに:登録しておくべき取引所
- Coincheck[コインチェック]:日本の大手取引所(サイトが使いやすい)
- bitFlyer[ビットフライヤー]:日本の大手取引所(サイトが使いやすい)
- Binance[バイナンス]:海外の大手取引所(日本語も対応)
- Zaif[ザイフ]:日本の大手取引所(ネムを買うならここがおすすめ)
登録してもすぐに登録完了する訳ではないので(個人情報提出と審査があります)、早い段階で登録するのがおすすめです。
登録は無料ですし、「仮想通貨を買いたい!」と思ってから登録しても、審査期間中にその通貨が暴騰する可能性もありますから。
勉強と思って登録しておいてください。