Tendai Taishi Written by Seimin Kimura

英検2級レベルを克服することは、将来の英語学習に重要【保存版】

英検

大人になって、はじめて英検に挑戦する人で、準2級から挑戦するべきか、2級から挑戦するべきかを迷われる人は多いでしょう。それは、これらの級が高校生の学力に対応しているからです。まさに、将来を左右する大学受験に向けて、最も英語の成績を意識する学年ですね。学年問わず、そこそこ英語に自信がある人は、2級から始めるべきです。また、現役高校生で、大学受験において、上位クラスの大学を目指すのであれば、2級を取っておけば安心です。2級は、就職においても、十分アピールできる級であるとも言えます。一方で、2級は英語学習のモチベーションを保つのにも最適です。2級の合格によって、さらに英語学習に対する意欲がわき、将来、準1級と1級に挑戦するキッカケとなる級です。これを機に、英語専門の職業に就かれる人も多いでしょう。したがって、英検2級は、生涯の英語勉強において自信とやる気を持たせてくれる最も重要な級と言っても過言ではないでしょう。では、どのような勉強方法が最適なのでしょうかか?

結論から言うと、単語を覚えることです。これに尽きます。

もくじ

レベルは?TOEICで換算すると?どんな問題がでるの?

まずは、レベルですが、。公式サイトによれば、、高校卒業程度です。

英検2級をTOEICで換算すると、550点〜785点の間となります。これらは、決して低い点数ではなく、一般的企業が求めるTOEICのスコアは、600点以上になりますので、履歴書に書いても恥ずかしくない級となります。

試験問題は、リーディング(読む)、リスニング(聞く)、ライティング(書く)、面接(話す)の4つの技能が測定できるようになっています。また、この問題形式は、上級の準1級、1級も同様のものですので、2級でしっかり慣れておくと良いですね。

大学受験においてどれだけ優位か?

英検は、入試における内申点の加点や試験免除などが認められています。
公式サイトによれば、英検3級以下を含めて、英検2級以上が優遇される学校は、319校もあります。自分が狙っている学校を調べてみて下さい。また、英検2級取得者の実力は、大学受験において高得点が取れるでしょう。ざっくりですが、準1級は、国立大学院レベルと思って下さい。したがって、英検2級の勉強をし、合格していれば、英語の科目においては、かなり上位の学校に挑戦することができるでしょう。

長文読解には何が必要か

2級では、リーディング(読む)パートにおいて、単語20問以外はすべて長文(18問)を読まなければなりません。しかし、考えてみて下さい。長文問題と単語問題は、ほぼ同じ量です。つまり、単語が重要であることが分かります。これを裏付ける証拠は他にもあり、現在の採点方式(CSE)は、一問何点で計算されているかが分かりません。そもそもそのような計算方法でないかもしれません。ですから、単語は一問1点、長文は一問3点というわけではないのです。長文は単語より点数が高いから重要だ!と思い込むのはやめてください。

2級におすすめな洋書は?

かと言って、長文読解力は鍛えておきたいところ。洋書を読めば鍛えることができます。多読(たどく)というものですね。しかし、これは、長い目で見た時であり、短期間に、英検2級だけにターゲットを絞るのであれば、過去問題をするのが一番近道です。それでも読むとすれば、ラダーシリーズがお勧めです。読み物として面白いです。公式サイトによると、LEVEL3が、2級に対応しています。

結局のところ大事なのは単語

では、実際にどのような勉強をして行ったら良いのかですが、私の経験から言いますと、単語帳を一冊丸暗記することです。すべての単語が頭に入っていれば、ほとんどの長文に対応できます。つまり、単語学習が80%以上合格に影響すると言うことです。例えば、日本語で「それ」「ほしい」「リンゴ」と書いてあるだけで、あ〜「そのリンゴが欲しい」のだなと分かりますよね。つまり、文法が分からなくても、単語だけで文の内容が予想できると言うことです。英語でも同じで、文中の単語がすべて分かっていれば、文法を知らなくても、あ〜こういうことが書いてあるのだなと予想できます。したがって、単語が合格のカギを握っているといっても過言ではありません。特に、2級の受験者ともなると、すでに2級に必要な文法はすべて修得しています。もう一つ大事なことは、問題集を浮気しないこと。さまざまな問題集が出ていますが、旺文社のものが一番無難です。アプリにも対応しています。

覚えた後に、もう一度過去問をやってみる

最後に、試して欲しいことがあります。まず単語を覚える前に、過去問題集を一回してみてください。そのあと、単語を徹底的に覚えてください。ある程度自信が付いたら、そこで、もう一度過去問題集に挑戦してみて下さい。二度目に問題集を解く時は、すべてのパートが、驚くほど簡単になっていますから。過去問題集は下記から購入することも出来ますが、公式サイトでも公開されています。

ではがんばってください!!!