Tendai Taishi Written by Seimin Kimura

ハイブリッド寺院【當麻寺】

Temple

こんにちは、セイミンです。

今回は、當麻寺を参拝してきました。

當麻寺は、真言宗と浄土宗のハイブリッド寺院です。

當麻寺の歴史

當麻寺は、聖徳太子の弟、麻呂子親王(まろこ・しんのう)が河内国に建てた禅林寺であったものを今の所に移したそうです。

ですから、もともとは、大阪にあったんですね。

今の所(奈良)は、役行者(えんのぎょうじゃ)が見つけた土地で、役行者が作った「陀羅尼助」(だらにすけ)が有名です。

また、宗派も、もともと三論宗だったのですが、空海さんが来て、真言宗となり、さらに、浄土宗も入り込み、真言宗と浄土宗の2宗が管理する寺になりました。

ですから、當麻寺はハイブリッド(複合型)です。

仁王門と日本最古の梵鐘【国宝】


まずは、仁王門を抜けて、境内に。


正面左側に、日本最古の梵鐘があります。


ほんと、奈良は「日本最古」と「国宝」がわんさかあります。

本堂【當麻曼荼羅】

本堂・金堂・講堂の3つのお堂が拝観できるチケットは、500円。

入ると、

「ゴーン」と鐘が鳴り、女性が説明してくれます。

「だれ!?」

実は、CDデッキが置いてあり、リピート再生されています。

それで、「ゴーン」と鳴って終わります。

国宝の須弥壇(しゅみだん)の上に、日本最大級最古の六角型・厨子(ずし)があり、

その中に當麻曼荼羅(たいま・まんだら)が入っています。

ですから、當麻寺は、仏像ではなく、曼荼羅が本尊です。

めずらし〜

左の部屋には、役行者と弘法大師が籠もった部屋があります。

中将姫(ちゅうじょう・ひめ)が作った當麻曼荼羅

本尊の當麻曼荼羅は、中将姫(ちゅうじょう・ひめ)が、蓮の糸で、1日で織り上げたそうです。

ちなみに、国宝の曼荼羅は現在見られません。

曼荼羅は、長い歴史の中で、レプリカがいくつも作られ、その1つが現在本堂に祀られています。

金堂【国宝】

金堂も、入ると、「ゴーン」とナレーションがあります。

本尊は、弥勒さん【国宝】です。

めずらしいのが、粘土作られた最古の仏さんです。

見る価値アリアリです。

講堂【重文】

またまた、講堂も、「ゴーン」とナレーションがあります。

ここで目を惹くのは、妙幢菩薩(みょうどう・ぼさつ)さん。

実は、この仏様は、お地蔵さんの別名らしいです。

西塔【国宝】


本堂の左脇を昇と、左手に三重塔があります。

西塔です。

奥院【浄土宗】


ここからは、別料金。

拝観料と宝物館で、500円です。

なぜなら、當麻寺は、真言宗で、奥院は、浄土宗だからです。

めちゃややこしい…

つまり、當麻寺は、真言宗のお寺と、浄土宗のお寺が順番に管理しているそうです。

ですから、當麻寺の境内には、真言宗のお寺と、浄土宗のお寺がいくつかあります。

宝物館


宝物館の見どころは、「二十五菩薩来迎像」ですね。

1人1人が楽器を持っていて、かわいいです。

浄土庭園


庭園は、「極楽」って感じです。

ここもオススメ。

本当に極楽浄土を歩いている気分になります。

私が訪れたのは春ですが、

季節によって様々な花が見られるでしょう。

牡丹が有名だそうです。

中之坊


帰りは、中之坊さんを拝観しました。

ここも別料金、500円です。

ちなみに、こちらは、真言宗です。

中将姫が剃髪した本堂があります。

陀羅尼助と中将湯


今回の参拝で一番印象に残ったところが、「お薬」です。

仏像ちゃうんかい!(笑)

「陀羅尼助」(だらにすけ)と「中将湯」(ちゅうじょうとう)は、ここ発祥です。

知らんかった〜〜!

陀羅尼助

陀羅尼助は、昭和57年まで、この釜で作られていたそうです。

中将湯

年期障害(のぼせ、不眠、イライラ)、冷え症に効く「中将湯」は、中将姫から名付けられた。

うお〜知らんかった!

今、知った!

まとめ

てなわけで、驚いたのは、

當麻寺は、真言宗・浄土宗のお寺であるということ。

それから、陀羅尼助と中将湯ですね。

今回も良い旅でした。

では、また!