敬礼!
こんばんは。
今日はうれしいお知らせから。
九州の友人から、このブログで紹介した「本買ったよ〜」と連絡を頂きました。やり甲斐があります。ありがとうございます!宣伝もよろしくお願いします(笑)
さて今日は、昨日に引き続き、『法華懺法』です。
昨日ご紹介した「三宝」(さんぼう/さんぽう)への敬礼が引き続き述べられます。
一心敬禮,十方一切常住佛
一心敬禮,十方一切常住法
一心敬禮,十方一切常住僧
「ひたすらに、十の方角に、常にいらっしゃる仏さまに敬礼いたします。
ひたすらに、十の方角に、常にいらっしゃる仏さまがお説きになった教え(お経)に敬礼いたします。
ひたすらに、十の方角に、常にいらっしゃるわれわれに仏さまの教えを伝えて下さる人々に敬礼いたします。」
この「三宝」(仏・法・僧)は、仏教では非常に重要な言葉です。ですから、まず、この誓いと、尊崇のことばが述べられます。
「敬礼」(けいれい)とは、「敬礼!」の敬礼です。敬(うやま)って礼(れい)をする。ただし、この敬礼は、普通の敬礼ではありません。昨日紹介した仏さまの足に頭をつけて、深々と敬礼する(頭面摂足)まさに、相手に対する最高の敬意です。
「常住」(じょうじゅう)という言葉も大事ですね。「常に仏さまはいらっしゃる」という意味です。これは、よく太陽にたとえられます。われわれは、気づかなくても仏さまは太陽の日差しのように、つねに我々を暖かく照らしてくれているのです。それに気づかないだけ…
では、また明日。